いつも大変お世話になっております。インソースの舟橋でございます。
この度の東日本大震災により、被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。今できることをやるべく、業務改善を教える研修会社として、弊社でも徹底的に節電活動を実施しております。
その結果、あまり不自由を感じることなく、大幅な節電に成功いたしました。そこで今回、節電プロジェクトを通じて見えてきたことを書かせていただきます。
■インソースの節電活動―ほとんど不便さがなかった
電力使用の観点で、当社は「賃貸オフィスでPCを使って作業している会社」です。主な電力使用は、照明、PC・サーバー、冷暖房、冷蔵庫、ポットです。東京23区内に存在する合計約5000万平米のオフィスでも大体このような形だと思います。
具体的に実施したことは
・室内照明を1/3へ(40W電球60本削減、2.4KW減)
・冷蔵庫、ポットの停止(1.2KW減)
・PC・サーバー用電力12台分(1KW減)
・暖房の削減(3KW減)
などです。
節電活動により、困ったことは全くありませんでした。電気がなければ今より不便、というのは感覚論であり、実際にやってみるとあまり変わらないことを体感いたしました。結局のところ、そもそも、弊社のオフィスは電気を無駄遣いしていたのです。
■節電も業務改善の一種
当たり前の話ですが、節電も業務改善の一種です。今回も業務改善で重視すべき事柄は皆当てはまりました。「常識を疑う」「数値化」「歯止め定着化への工夫」が大切だということです。