◇前回までの内容
①まずは思いっきり「メモを取ろう」
■誰でもできる「記録のとり方」~会議全部記録
■「録音」から「文字おこし」は不可
■ノートの文字を文章にしていく
(1)主語を加える
(2)文を意味が通る様につなぐ
②同じ内容をまとめる(編集する)
■同じような内容をまとめていく~意味の固まり作り
■大きな意味の固まりを「読み手にあわせて」並べなおす
■各固まり内で意味の通る文章にしていく
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議事録には、「決まりきった形式」があります。一般的にビジネス文書には、形式があり、少し慣れれば、だれでも書けるようになっています。ですから、そんなに難しいものでは、ありません。(今だから言えることかもしれませんが)
③議事録の形式【詳細版】
一般的には、以下の順で記載します。
1.日時
日時:2006年8月14日 14時30分~16時25分
※西暦使用、24時間表示
これは、会議の開催された日と時間を具体的に書きます。場合によっては、裁判の証拠になるものですので、詳細に何時何分のレベルまできちんと書きます。
対外的な文章では「平成18年」と年号を使うのが「公式ルール」ですが、一般的には西暦で書きます。また、24時間表示で記載するのが間違いが少ないと思います。
2.場所
場所:株式会社インソース商事本社6F会議室
これも同様です。正確に記録します。
上司に商談を報告する際には、特に重要です。
対外的な会議では、会議開催場所によって会議のレベルが読み手に伝わります。相手が自分たちをどう扱っているか?など、伝わるものです。 (一般的に大事な話はいい加減な場所ではやりません。)
3.出席者
主席者:
先方 インソース商事 総務部 田淵部長、富田課長、人事部 星野次長
当方 営業部 金本部長、赤星課長、檜山
まずは、お客様から、また、偉い順に書きます。この場合、××商事○○部△△部長 というように書きます。役職も必ず入れておきます。また、原則同じ部署の人は順番にならべて記入します。
■出席者の序列を間違えない
気をつけないといけないのは、部署の序列です。あらゆる組織には、例外なく序列があります。これを間違えたら、いくら議事録の内容が良く出来ていても、 「甘いね」とか、「まだまだ若いね」と笑われてしまいます。
プロのビジネスパーソンは序列を間違えないで下さい。間違えていいのは新人だけです。
インソースでは、コンサルティングも実施していますが、かならず、先方に「社内序列」を聞いて確認しています。
(次週につづく)
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