インソースの中島です。
4月1日より、インソースに入社いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。
一番最初に受講した研修は「ビジネス基礎講座」です。これを受けた日は、4月2日で、「社会人」になってほやほやの時でした。そして、これを書いてる今は4月11日。約1週間後です。
たった1週間なんですけど、随分と長い1週間でした。1週間前のことも、もう半年も経ったような感覚なのです。
「ビジネス基礎講座」は、インソースの新入社員だけではなく、さまざまな会社の新入社員と一緒に受講しました。
色々なことを教わったので、何についてここに書こうか悩んでいたら、先輩Oさんが「役に立ったことを書けば筆が進むかも」とアドバイスしてくださったので、半年のような1週間が経った今、この研修が役に立ったと思われることについて書きたいと思います。
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この日の講師は蛯※原さんという女の方でした。ほんわかした雰囲気で、にこにこ優しそうな雰囲気の方でしたが、実はすごく厳しい人でした。特に時間に。
※「蛯」の字は、実際にはつくりが「老」ではなく、「老」の下に「日」
私たちは6つのグループに分かれているので、まずグループごとに自己紹介をしました。
そのとき、先生が言った時間にちゃんと終えられなかったんです。
すると、
「社会人は、どんな仕事にも納期があります。なんとしてでも時間は守らなければなりません。学生は、遅刻をしても困るのは自分だけ。でも社会人は、時間を守らないと社内の人にも社外の人にもたくさんの迷惑をかけます」
と、いきなり叱られて、みんなシュンとなりました。
私は「15分間で」という言葉を聞いていなかったわけじゃないし、わかっていましたが、なんというか、あんまり気にしていませんでした。時間の感覚がゆるかったんですね。
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その後も何度かグループワークをしましたが、時間のことについては口をすっぱくして言われました。
別のグループワークのときは、「終わらなかったところ~」といわれたので「は~い」と返事をしたら、
「時間が足りない場合は、終わってから言うのは遅いです。時間が終わる前に、私のところに寄ってきて、『すみませんが、時間が足りないので、もう少し伸ばしていただくことはできませんか』と頼みに来るのが正解です」
と、ぴしゃりと言われて、またみんなでシュンとなりました。
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蛯原さんが社会人の時間を守ることの大切さを伝えようとしてくれていることが本当によくわかりました。
特に、私はインソースアルバイト中に先輩Yさんから、締め切りの大切さについての話を聞いていた経験があったので、そのときのことを思い出していました。
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私はYさんから、とある会社の「内定者がするグループワークの内容を、明日の16時までに考えて」と言われました。
私は色々調べたりもしながら考えてみましたがよくわからないことが多すぎたのか、16時に答えたものは、妙に抽象的でよくわからないワークになってしまいました。そのとき言われたのは、以下のようなことです。
「おれたちの仕事は締め切りがあって、どんなにわからなくても、なんとか搾り出さないといけないよ。お客さんに、いついつまでに考えてご提案しますと約束するので『たくさん考えたけど、あまり良いのができませんでした』といったら、なんだこの会社は、と思われてしまう。
正直おれたちだって、よくわかんないことばっかりだよ。でもとにかく一生懸命考えて結果を出すよ。締め切りに迫られて、「これしかない・・・!」と出した案でも意外に良いといわれることもあるし、これでは駄目だといわれることもあるし、ここをこうした方が良いと逆にお客さまから言っていただけることもあるよ。
これらは全部、何らかの結果を出したからこそ進めることなので一生懸命考えても、考えただけで結果を出せなかったらそこで終わってしまうよ」
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蛯原さんの優しくも深い語りに夢中になりながら他のみんなも、自分の経験と照らし合わせて時間や納期を守る大切さについて考えたんだと思います。
時間の感覚を、徹底的に叩き直された研修1日目でした。
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(ここに書かれている描写は、私の主観に基づいており実際のものとは多少異なるかもしれませんが、ご了承ください)
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新人フォローアップ研修■
~新人研修の振り返りに、またさらなる新人のスキルアップのために
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