内定辞退者を出さない秘訣にはどんなものがあるのでしょうか・・・?
1.横のつながり
はやいうちに内定者同士横のつながりを作り、お互いに4月に顔を見せようという空気ができていると、内定辞退者は確実に少なくなります。
具体的には・・・
・全員がアクセスできるWBTの中に掲示板を作り、研修への不満や、感想などを自由に共有できる空間をつくる。
・メーリングリストを作り、一人が発信すると全員に回るようにする
顔を合わさなくても情報交換可能な状況をつくることで、夢の共有や不満解消をしてもらい、会社に就職するという意識ではなく、こいつと一緒に仕事をしたいと思ってもらうことが大切です。
また、最近ではSNSを使って、内定者同士で自発的につながりを作ろうとする傾向もあるようです。
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2.リーダーが自発的に出てくると有効
内定者をひとつの方向にひっぱっていけるようなリーダー的存在が一人いてくれるだけで、内定者のまとまりが格段によくなります。
あくまで「自発的」というのがポイントで、意図的にリーダーを作り出すのは得策ではありません。
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3.細かなフォロー
内定者一人に対し、若手を一人つけ、メールなどのやりとりで細かなフォローを入れること。
また、若手社員との交流時間を作り、良いところも悪いところも自由に聞けるような雰囲気づくりをすることも効果的です。
年齢が近い、また、数年前に同じ道を通った先輩ということで、内定者としても親近感を持ちやすく、相談もしやすいのでしょうね。
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4.面のつながり
内定者向けセミナーや社員との交流会、社内行事などで、人事部以外とのつながり(面でのつながり)を持ってもらう。
各部署での具体的な仕事の話を聞く機会があれば、自分が実際にその会社で働いている姿を描くことができますよね。そういう意味では、インターンシップ生の受け入れは効果があるようです。
また、説明会の段階で、ビジネス体験ゲームなどを行い、実際の仕事に対するイメージを強く残すのもよい方法ですね。
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「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方