5月になりました。新人研修も、多くのものが集合研修からOJT研修に移行してきていると思います。
元気で若々しい新人の皆さんの姿は、職場にとっても活力を与えてくれる良いものですよね。新人ですから、まだまだ本来の業務はちゃんとできません。しかし、まだ何もできなくても、大きな声で挨拶してくれたり、指示した時に、てきぱきと動いてくれるだけで、こちらも明るい気分になります。
ただし、「動いてくれる」のは良いのですが、「どのように動いているか」をよく見てみると、「あれれ・・・」と感じる事もたくさんあります。
いわゆる一般常識の欠如です。たとえば、資料の扱い方だったり、OA機器の扱い方だったり。一般常識といっても、学生時代には考えた事もなかったような常識も多いですから、先輩社員がちくちくと教えてあげる必要があります。
とはいえ、当たり前のことすぎて、何を教えてあげれば良いのか分からないという先輩も多いと思います。そこで今回は、インソースの「社会人・職場の常識指南書」から、ビジネスパーソンの暗黙ルールについてお送りします。
資料作成において、最優先は美しさ
新人は会議資料などをプリントアウトし、ホッチキス留めをする機会が多いですね。しかし、でき上がった資料を見て、「何だこれは!」と愕然とする事もしばしば。ホッチキス留めの位置や紙のズレなど、目を覆うようなものが散見されます。
資料づくりなど、学生時代にたくさんやっていそうなものですが、意外とできていないことが多いです。
そこで、新人には、こんなことを教えてあげます。
・綴じるペーパーは1ミリのズレも許されない
・留める位置は、何人で作業していても、同じ場所でなければいけない
・留める位置は職場のルールがあるので、それに従う(左肩斜めに1箇所、など)
・ホッチキスの両方の針先が最後の頁まで完全に貫通していなければいけない
「最後までしっかり綴じないなんて考えられない!」
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