今回、私たち内定者5名は、2012年度就職活動生向けセミナーの企画・運営を8月と9月の計2回行いました。社員の方の助言を適宜いただきながら、企画段階から運営まで内定者のみで進めていきました。
セミナー終了後の振り返りミーティングで、皆で意見交換をしましたが、企画から当日の運営までを通して内定者が感じていたことは「任せてもらえる喜び」と「不安」でした。
■任せてもらえる喜び
まず、まだ学生である自分たちが、仮にも会社の看板を背負って開催されるセミナーの企画を立て、当日の運営まで任せていただけることに驚きました。というのは、内定者アルバイトという立場である期間は、通常のアルバイトと同様に、あくまで社内の補助業務を行うものだというイメージがあったからです。「すべて任せる」という言葉に、責任を感じました。
「任せてもらう以上、必ず参加者全員に満足して帰ってもらいたい。」そういった思いで、会社内外で内定者間のミーティングを繰り返しました。皆で意見交換し、何もないところから一つの企画書ができ上がり、社員の方の助言に基づいて修正を加え、セミナー開催の許可をもらった瞬間は大きな喜びを感じました。
■当日は内定者間で密にコミュニケーションが取れた!
当日は、予想以上に多くの方々(12名)に参加していただき、セミナー開催中も内定者間で密にコミュニケーションをとって進めました。先輩には、「緊張してるね」などとからかわれながら、想定外の事態にも臨機応変に対応することができました。おかげさまで、セミナーに関しても多くの参加者の方から高評価をいただき、「準備や運営は決して楽ではなかったが、やってよかった」と感じました。
このセミナー企画・運営を通して、私たち内定者は、「各メンバーのスキル・知識・経験をもって協力し合い、期限内に仕事を完了させ、なおかつお客さま(参加者)の満足を得る」ということを学びました。これが仕事の基本なんだと思います。
■不安と苦労 ~できあがったのは「大味の果物」のような企画
「果たして、自分たちに参加者を満足させることができるだろうか」という不安感から真剣に企画を練り、ミーティングを重ねましたが、でき上がった企画は漠然とした大味の果物のように感じられ、どうすればいいのかわからず、立ち止まりそうになりました。
その様子を見ていた社員の方から「そもそもこのセミナーの目的は何で、とターゲットは誰なの? それが漠然としていると、参加者に満足してもらえるセミナーはできない」という助言をいただき、はっとしました。自分たちは必死になって動いてはいたけれど、とても重要なことが理解できていなかったと気づきました。
■そもそもの目的・対象者に立ち戻ると、ヒントが見つかる
物事を進める時には、まず本質を理解し、整理しておく必要がある。何かに行き詰ったとき、「そもそもこれはどういうことか、どういう目的か、誰が対象か」といった本質的な部分に戻ると問題解決のヒントが見つかる可能性がある、ということを実感した瞬間でした。この助言を機に、私たちの企画は進展し、ほぼ全ての参加者の方々から高評価をいただくという嬉しい結果を得ることができました。
☆内定者として、今もインソースのアルバイトに励む5人。今後、皆さまにお世話になることも多いと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。次回は「ゆとり世代」の特徴と育成方法について、シリーズでお伝えいたします。お楽しみに!
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