年も変わり、人事担当者の方々もそろそろ新人の受け入れや育成計画に本腰を入れ始めたころではないでしょうか。
弊社では定期的に新人研修説明会を実施させていただいております。
そこで今回は新人研修説明会の様子をお伝えしたいと思います。
■新人研修の解説・意見交換・ワーク体験を短時間に凝縮
本セミナーでは毎回各企業・官公庁を含めた様々な業種・業態、大企業から中・小規模の企業の方々が参加されています。
説明としては近年の新人の傾向や新人教育全般の課題などについての解説から始めます。
やはり一番気になるところですから、参加者は一様に真剣な面持ちで、講師の話に聞き入っています。そのあとで、参加者同士で「新人の育成で困っていること」をざっくばらんに話し合っていただきます。皆、新人の育成に問題意識を持っており、毎回非常に話が盛り上がります。話し合いでは以下のような意見(悩み)がよく出てきます。
「新人育成のノウハウがあまり無く、どうやって教育していくべきか不明確」「形式的な研修となってしまい、効果が見えてこない」「新人段階での目指すべき人物像が具体化されていない」「自立した社会人にするためにはどう教育していけばよいか」参加者からのこのような悩みを吸い上げながら実際の研修プログラムとしては具体的にどう組んでいけばよいかという解説をしていきます。
また、本セミナーでは最後に新人研修のワークを体感するパートがあります。そこでは参加者皆、一生懸命にペンを走らせ、ここでは間違えられないという気迫(プレッシャー?)が伝わってきます。
※説明会の中の短時間で行うには難易度が高いワークをしています。
このように本セミナーでは講師の解説はもとより、意見を交換し合い、研修を体感してもらいます。今後のプログラム作成に役立てるコツを提供しているところが参加者に非常にご好評いただいております。
■インソース新人研修のススメ
新人研修のプログラムを作成するにあたって、インソースでは「自立と自律」をテーマにプログラムを組んでいます。
新人研修で重要なことはまず社会人として、また新人として意識を変えるということです。ここでいう「自立」とは自分の判断で仕事をすることではなく、自ら上司・先輩に報告・連絡・相談をしながら仕事を進めることです。そして「自律」とは、自分を律する意識、組織の一員として自分の言動や行動が、様々な利害関係者に関わってくることを意識して正しく行動をすることです。
この二つの大きなテーマを踏まえながら、新人研修で教えるべきことは「形」ではなく、「なぜ、それをするのか」という根底から徹底的に教え込む研修となっていることが特徴です。またそれがインソースの新人研修を評価いただけている理由となっています。