新入社員の悩みには、仕事と直接関係のないことも多いようです。
中でも、「今のままでよいのだろうか」「この先どうしてよいかわからない」
など、なかなか上司には相談できない悩みが尽きないようです。
今週は、そのような悩みに対し、
当社が研修でどのようにお伝えしているか、
ということをお送りいたします。
■まずは今の仕事から会社を見てみる
初任配属の部署でずっと勤め上げるというのは、ほとんどの場合ありません。今後、どのような部署に配属となり、そのような仕事をしていくかもわかりません。
よって、会社のことを大きな視点でより広く知っておくことが、これからの会社人生を成功させるコツでもあります。
まずは、自分の部署を知り、自分の部署と馴染みの深い部署に目を移していき、組織全体の動きや、どこの部署は何の目的でどんな仕事をしているのかを少しずつ理解していきましょう。
■常に志望動機を胸に秘めておく
この先、自分はどこの部署で、どんな仕事をしていったらいいのかの
答えを出すことは新人には難しいことです。
しかし、いずれ答えは出さなければなりません。その時のよりどころになるものが「志望動機」です。自分はなぜこの組織に入ったのか、どのような貢献ができると考えてこの組織を選んだのか、いま一度、初心に立ち戻りじっくり考えれば、自分の進む道が見えてきます。
■目標の作り方
(1)目標の数値化
目標とは、達成感を得るための目安です。達成感をより得るために、
目標を数値化します。数値化されない、客観的でない目標では自分自身が喜べないどころか、それを周りの人々に認めてもらいづらくなってしまいます。
(2)目標の分割
目標がたくさんあれば、その分達成感もたくさん味わうことができます。しかし、上司から提示されるアクションプランは、上期・下期の中期プラン。これでは、6カ月先まで達成感を味わうことができません。仕事は、自分で楽しくするものです。上司が大きな目標しか与えてくれないのであれば、自分で小さな目標を作れば良いのです。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方