新入社員研修 成功のヒケツ36話

 

新入社員研修 成功のヒケツ36話

OJTの進め方~指示した内容を確認する

OJTの進め方~指示した内容を確認する

指示したあとは、必ず指示した内容を確認します。

部下・後輩が正しく理解して、初めて指示が完了したことになります。後で部下・後輩の理解が不十分だったことが分かったときに、「私は言ったはず」や「あの時『分かりました』と言ったじゃないか」と不満を口にするのは、OJTトレーナーとして失格です。


■指示した内容を確認する方法

(1)指示した内容を口に出して確認させる

部下・後輩に「分かった?」と聞くと、反射的に「はい」と答えてしまうものです。「じゃあ、何をしなきゃならないか、最初から言ってみて」というように、自分でやるべきことを口に出して確認させることで、理解度をはかることができます。

(2)答えを与えすぎない

一方で、少しでも分からないことがあると、すぐに質問してくる部下・後輩もいます。ただ、聞かれたこと全て答えていると、自分で考えたり、調べたりすることを怠るようにもなりかねません。与えるのはヒントにとどめ、自分で解決できるように仕向けることも必要です。

(3)最後にもう一度質問がないか聞く

疑問の余地のないくらいに具体的に指示を与えたつもりでも、必ず最後に「何か質問がないか」を確認します。知識や経験がまだ乏しい部下・後輩にとっては、予想外のところに「疑問」や「迷い」を持っていることがあります。質問を促すことを通して、互いの認識のズレを防ぐことができます。


■お互いの常識をすりあわせることも大事

教える側と教えられる側とでは年齢も経験も差があります。したがって、お互いの価値観や発想のパターンにも違いがあるのは当然で、コミュニケーションの前提となるお互いの「常識」をすりあわせておくことも必要です。


おすすめ研修



各種コラム

人材育成関連

  • 人材育成ノウハウ ins-pedia
  • 人事・労務に関する重要語辞典 人事・労務キーワード集
  • 人気のメルマガをWEBでもお届け Insouce Letter
  • インソースアーカイブス
  • 全力Q&A インソースの事業・サービスについてとことん丁寧にご説明します
  • インソース 時代に挑む
  • 全力ケーススタディ 研修テーマ別の各業界・職種向けケース一覧
  • 新入社員研修を成功させる10のポイント
  • 研修受講体験記 研修見聞録
  • 人事担当者30のお悩み

仕事のスキルアップ

  • 上司が唸る書き方シリーズ ビジネス文書作成のポイントと文例集
  • はたらコラム はたらく人への面白記事まとめました
  • クレーム対応の勘所
  • 人事のお役立ちニュース

銀子シリーズ

  • 七十代社員の人生録 銀子の一筆
  • シルバー就業日記 銀子とマチ子
  • 人気研修で川柳 銀子の一句

開催中の無料セミナー

  • WEBins
  • モンシャン