【ケーススタディ】部下に仕事を引き継ぐ場合
私は今回、上司の指示で、後輩に自分の担当業務の一部を引き継ぐことになりました。私自身、覚えるのに時間のかかった仕事であり、やり方を間違うとトラブルになりかねない業務です。できれば、今後も自分で担当する方が会社のためではないかと感じています。
組織の一員として、後輩・部下に仕事を引き継ぐ事は極めて重要な仕事です。引き継ぎを円滑に実施することによって、自分と組織の成長が実現されます。
■引き継ぎのポイント1~手間を惜しまない
引き継ぎのポイントとしては、
(1)仕事の意味を教え、
(2)仕事の流れを教え、
(3)具体的な行動を教え、
(4)期待水準を伝えるのが基本です。
その際、最初に教える「手間を惜しまない」のが引き継ぎ成功のポイントです。手間を惜しんで失敗すれば、何倍もの時間を無駄にすることになります。
■引継ぎのポイント2~引き継いだ後の定期フォローは忘れずに
部下・後輩に引き継いだ後もあなたの仕事は終わりません。1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後などスケジュールを定めて、定期的にチェックすれば、リスクを未然に防いだり、部下・後輩に生じた新たな疑問を解消し、業務を安定的に運用することが可能になります。
■引継ぎのポイント3~部下・後輩自身がチェックできる様にする
前任者として確認する事は重要ですが、何より引き継いだ部下・後輩自身が仕事の内容をチェックできるようにする事がポイントです。部下、後輩に自己チェック結果を定期的に報告させます。
☆来週もお楽しみに!