【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【5】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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■今日のテーマ
直前の提出を避け、余裕をもたせる
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:さらにレベルアップを期待される新人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)書類を出し遅れない・もらい遅れない
(2)凡ミスをして差し戻しにならないよう、出す前に確認する
レベル2
(1)締め切り直前の提出を避け、余裕をもたせる
■解説
会社全体の収益を考えたとき、書類の漏れ・ミスによる差し戻しなど「事務作業が増える」ことで「事務コスト」が生じます。
「事務コスト」の削減は新人の頃から常に意識させることが大切です。事務書類などを他部署に依頼する前には入念なチェックをすべきだと教えましょう。
また、社内の各種申請を締切りギリギリに出そうとすると、慌てて事務上のミスが起りやすく、他の事務が遅れてしまいます。
上級を目指す新人には、後から急がないですむよう、締切りより前に確認作業を終わらせるべきだと伝えましょう。
☆来週につづく
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方