【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【6】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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■今日のテーマ
雑用の引き受け方~新人はゴミ回収からやるべし
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:さらにレベルアップを期待される新人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)入社1ヶ月以内は自分にできることを自分から探す
(2)入社1ヶ月目以降は判断して引き受ける
→自部署の方からの依頼:何でも受ける
→他部署の方からの依頼:上司に相談
レベル2
(1)入社初日に自分からゴミ箱回収をする
(2)朝出社したら床掃除(できればトイレも)
■解説
「上司に言われたことはしっかりこなせるが、指示されていないことには知らんぷり・・・」
これが、最近の新人の傾向のひとつだと言われています。
基本的に、会社において「やってはいけない仕事」はありません。入社間もないうちは、できる仕事が限られているので、自分にできることをどんどん探して自分ができる最大限のことをやるべきであることを伝えましょう。やる必要のない仕事であれば、先輩、上司が指摘してくださるので、臆せず何でもやってみるべきだからです。
ただし、入社1ヶ月もたてば、いろんな方から仕事を依頼されることも増え、どれでも受ければいいというわけではなくなってきます。
しかし、先輩や上司から依頼されると断れないのが新人です。他部署からの依頼はいったん上司に確認してから行わせるなどのフォローが必要となります。新人が何でも引き受け過ぎて、パニックになってしまわないように気をつけてあげましょう。
☆来週につづく
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方