【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【17】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
ここでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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■今回のテーマ
上司・先輩と同行する時のマナー~うなずきと議事録に集中
レベル1
(1)こちらから先に声をかけ、持参物の準備をする
(2)客先で話をしている途中で寝ない、話に関心がないという顔をしない
(3)うなずき、あいづちで上司・先輩をフォローする
(4)ノートとペンを持参し、詳細なメモをとる
レベル2
(1)議事録を作成し、12時間以内に提出する
(2)訪問後の対応を手伝う
■解説
そろそろ顧客訪問の際に、新人を同行させる機会が増えてくる頃ではないでしょうか?同行するからには、「できる」ビジネスパーソンとして振る舞い、先輩・上司を引き立てるくらいのことはやってもらいたいものです。
最悪なのは、自分にわからない話だからといって、関心がない顔をしてしまうことです。うなずきやあいづちで話を盛り上げたり、上司・先輩の備忘録として詳細にメモをとるくらいはのことは普通の新人でもできるはずです。
できる新人は、訪問後、先輩に「この訪問を起点に何を考えたか、どう行動するのか」を質問し、先輩の判断軸を自分のものにしようとするでしょう。さらに、議事録をとり、訪問後の対応の手伝いができるようになってくれれば立派です。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方