【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【18】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
ここでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』
■今回のテーマ
会話のきっかけのマナー
レベル1
(1)名刺交換をきっかけに相手の部署内の担当業務や相手先の支店に関する話題を向ける
(2)天気や気候など誰にでも共有できる話をする
(3)日経平均から一般的な景気感について話を振る
レベル2
(1)商品・サービスを1つ挙げ「あれ○○が素晴らしいですね」と具体的にほめる
(2)お客さま先の特定の業務について共感を示す
(3)3人称のあいづちで同業界のお客さまが多いことをさりげなく伝える
■解説
新人には、お客さまに気持ちよくお話をしていただくよう話題をふることができることが大切だと伝えます。
そのために具体的に何をすべきかをアドバイスするとしたら、普段から新聞やニュースをチェックし、天気の話、誰でも共有できるような時事ネタを常に用意しておくことようにさせると良いでしょう。これが話のきっかけづくりの基本です。
さらに上級を目指す新人には、お客さまをほめることが効果的だと教えます。どんな小さなことも、あえて口に出して直接伝えることが肝心です。
また、お客さまの特定業務に共感を示すことも重要です。お客さまの業務について1つの業務のことしか知らなくても、深い共感を示すことができれば、相手はこちらのことを「よくわかっている人だ」と思ってくれます。
さらに、同業界のお客さまが多いことをほのめかせることも強みになります。お客さまは自分のマーケットに関して多くの情報源を持っている人を頼りにしてくれるものです。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方