新入社員研修 成功のヒケツ36話

 【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】

新入社員研修 成功のヒケツ36話

自分で受けてよいかどうか判断に迷う案件

新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【25】

自分で受けてよいかどうか判断に迷う案件

従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。

このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!

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『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』


■今日のテーマ

自分で受けてよいかどうか判断に迷う案件~当日中にお客さまにご連絡するか、中間報告する
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)「後ほどご回答させていただきます」と伝え、判断に必要な情報をお客様にヒアリング、収集する
 ※回答する場合、「再度お電話します」と連絡する期限を伝える
(2)上司にただちに相談する
(3)期限までにお客さまにご回答するか、検討結果を中間報告する

レベル2
(1)できる限り、関連部署を巻き込む
(2)24時間以内に自分で回答する
(3)相談・調整した相手に、経緯・対応・結果を報告する
 ※誰が、いつ、どのように対応し、どのような結果になったか


■解説

新人は仕事ができるようになってくると、自分ですべてを判断したくなるものです。しかしながら、会社は権限と責任でもって組織的に進めていく場所です。したがって、新人が受けてよいかどうか判断に迷う案件に遭遇した場合、「後ほど回答させていただきます」と伝えるべきだと教えましょう。

その後、判断に必要となる情報をヒアリングして集めます。スピードが求められる昨今、できれば30分以内にお客さまにご連絡するか、中間報告をするとよいでしょう。

上司・関連部署と相談・調整の上、期限までに自分で回答できるようになれば自立への第一歩です。相談・調整した関係者には事後報告を忘れないのも大切です。


☆来週につづく


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