仕事上では、常に「短時間でわかりやすく話すこと」が求められています。
お客様へのご説明、上司への報告、部下への指導に始まり、社内外の報告会等、業務時間の半分以上は話す時間で占められています。
ところが
「話下手で、プレゼンテーションが上手くできない」
「人前でわかりやすく話すことが苦手だ」
という方が、多くいらっしゃいます。
上司から「もっと上手く説明しろ!」と言われて困惑し、
「自分は上手く話ができない」と思い込み、萎縮されている方もいます。
プレゼンテーションが苦手な方の典型的なパターンは、
「難しい資料を作成し、プレゼンテーションの場で一生懸命資料を読む」こと。
資料をそのまま読むだけでは、聞き手側は聞き取り難く、あまり理解できません。
また、「日本語なのだから、上手くしゃべれないはずがない」と思っている方も多いですね。
実際には、プレゼンテーションのトレーニングを積み、あらかじめ話すことを考えてから話さないと、聞き手にはこちらの意図が伝わり難いのです。
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プレゼンテーション研修は、
「短時間でわかりやすく話す技術」、
「相手からどのように見られているか。外見的な要素の確認・修正」
を強化する研修です。
プレゼンテーション能力は才能ではありません。トレーニングで身に付けることができます。
本研修では、「短時間でわかりやすく話す技術」だけでなく、
「話し方が上達するトレーニング方法」も合わせて学びます。
以下のスキルを身に付けることを、研修のゴールに設定しています。
・1分間で200字を話す力
・複雑な資料を、短時間で説明する力
・多くの人の前で、臆することなく話せる力
個別練習、グループワークを通じ、効果的なトレーニング方法も実践します。
プレゼンテーションスキルの上達に必要なのは、練習量を積むこと。
たとえば、同じ資料を見ながら話す、という練習を10~20回繰り返せば、確実に話すことが上手くなります。
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弊社のプレゼンテーション研修の特徴は、受講者がひたすら「短時間に的確に話す」練習を繰り返すこと。
たとえば、1対1または1対2で話す練習を行います。
ビデオ撮影を行い、「受講者自身がどのように話をしているか」等、自分自身の癖を知ることができます。
※講師の模範演技を見てマネする、またグループの中で一人が話しているのを他のメンバーが聴いている、という時間はほとんど設定していません!
研修の前半に「座学」、後半に「プレゼンテーション演習」を多く盛り込みます。
座学では、プレゼンテーションの方法、テクニックについて学びます。
たとえば、話すスピード、目線の動かし方、話を進める順序、説明するタイミング等。
後半では、演習で、話をする練習を多く積みます。
本研修でのポイントは、内容を考えた後で、説明することを体感することです。基本的に、「1分間で200字を話す」ことを目標にしています。
それは速く話すということではなく、要点を絞り込んで文字量を減らし、キーワードを強調して説明するということです。
話すポイントを考え抜かなければ、1分間で相手にわかりやすい説明をすることはできません。
「1分間で200字を話す」練習を繰り返していくと、時間の感覚がわかり、「自分はいま、何分くらい話しているのか」が把握できるようになります。
その結果、簡潔で分かりやすい説明ができる様になります。