5月に入り、新しい職場に異動されてきた職員様も、そろそろ慣れてこられた頃かと思います。
初めて会う人に対して「良い印象」を与えたいと思うのは当然のことですが、思えば思うほど、緊張して「普段の自分」が出せずに気落ちする・・・なんてことはないでしょうか。
かくいう私も営業職ですので、人に会うときは非常に気を遣います。「なるべく笑顔で、明るい声で、分かりやすい言葉で・・・」と心がけているつもりですが、気がつくとえらく真面目な顔でお客様にご説明していたりします(時には真剣な顔も、もちろん必要です)。
インソースの【プレゼンテーション研修】は、ビデオ撮影を通して、「自分が他人からどのように映っているのか」を確認して頂ける楽しくて、有意義な研修です。
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【ビデオ撮影を通して、普段の自分の姿を確認する】
研修の最初に、1人1分程度で「自己紹介」をしていただきます。1分より短くても、長くてもいけません。与えられた時間でいかに自分自身を分かり易く紹介できるかに挑戦して頂きます。(「自己紹介」は場合によっては「自部署紹介」等になる事もあります。)
その後、講義の後ででそのビデオをご覧頂きます。「他の人からは、まさか自分がこんな風に見えているなんて」「かなり大きな声で話したつもりだったのに」自分で考えている「自分」と、他人からみた「自分」のギャップに驚く瞬間です。
視覚的に自分の姿を捉える事で、研修中にお伝えする事がかなりリアルにご理解いただけますし、自分の改善ポイントも把握しやすくなります。結果的に研修効果が高まります。
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【プレゼンテーションの留意事項を再確認する】
よくドラマなどでパワーポイントを用いて颯爽とクライアントにプレゼンをするような場面がありますが、「プレゼンテーション」とは何もそんなに仰々しいものではありません。「相手に分かり易く伝える。出来れば相手のメリットをはっきりと伝える」こんなところが出来れば上々です。
ただ、「プレゼン」をするにあたって留意すべき事柄はあります。
一例を挙げると、
1.事前準備
~伝える内容について、徹底的に調べておく、相手のニーズを知る
2.先方に対する配慮
~先方のご都合・環境を配慮に入れる
3.用語に注意する
~カタカナ語、専門用語は使わない ・・・などです。
「ぶっつけ本番ではじめる」などもってのほか、きちんとした事前の準備があれば、当日慌てず落ち着いて話ができるというものです。
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【「話す」スキルを学び、話し方を整える】
さて、周到な事前準備の上で臨んだプレゼン当日。せっかくの準備を無駄にしないためにも「堂々とわかりやすく」話すことが最重要になります。
研修では「相手から見た自分の姿」と「話し方」のレベルを上げるためのコツをご教示いたします。
「美しい姿勢、気持ちのよい態度、明るい表情」で相手に好感を持っていただき、さらに「ポイントを押さえた端的な言葉」で分かり易く説明が出来ればプレゼンテーションは成功したも同じといえます。
お伝えする「あるべきプレゼンテーター像」に対して、「ビデオに映った自分の姿」との比較をしていただくので、「確かにこうしないといけないな」と「ひしひし」と受け止められるようです。
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【プレゼンシートの作成と発表を通してスキルを磨く】
さて、いくらプレゼンのイロハを学んだところで、実際に自分のスキルを向上させるには、実践演習しかありません。
本研修では「相手に分かり易く伝えるプレゼンシート」の作成演習、ならびに「作成したシートを更に分かり易く伝える」練習を徹底的に行っていただきます。
発表する内容は主に、「普段やっている業務の説明」「住民説明会資料の要約」など受講者の皆様がイメージしやすいものばかり。ともすれば「あれもこれも」と欲張って説明したくなりますが、ぐっとこらえて資料は簡潔に、後は言葉でどれだけ分かり易く補足ができるかを、演習を通じて体感して頂きます。
最後に各グループごとに発表を行っていただきます。「いかに自分のプレゼンテーションが上達したか」実感して頂けるでしょう。そして研修翌日から、たとえプレゼンの場でなくても「相手に良い印象を与え、分かり易くものごとを伝える」ことが出来るようになれば、研修は成功したといえるでしょう。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方