【ねらい】
研修では、まず、「問題発見」「現状分析」「課題解決」などのポイントをお話しして、職場の課題に立ち向かう"基礎体力"をつけます。
そして、「特性要因図」を用いて、問題が発生する原因を徹底的に洗い出すとともに、それを踏まえて、自ら「職場の問題」の解決策を考えていただきます。
考えていただいた解決策は、グループ内で発表することで、様々な視点や知恵を共有し、さらなる業務の改善を目指します。
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【カリキュラム】
1.問題とは何か?
2.問題発見・解決の流れ
3.現状調査・分析の方法~衆知を集める
4.【ワーク】「自分の職場の問題」を特性要因図で、「原因」を徹底的に洗い出す
5.解決策の立案のポイント
6.【ワーク】「自分の職場の問題」の解決策を考える
⇒作成後、グループで発表。様々な視点(知恵)を共有しながら問題の解決策を探る
7.問題解決ケーススタディ
官公庁・自治体でよく問題となっている以下の5つのケースの中から、2~3テーマをとりあげ、各自が抱える具体的な問題事例を出し合いながら、グループで解決策を探るとともに、問題への多様なアプローチ方法を共有する
(1)職場内の情報共有が図れていない。
(2)他部署との折衝がうまくできていない。上司が他部署と交流しない。
(3)異動により、業務をできる職員がいなくなってしまった。部署内に1人しか業務についてわかる職員がいない)
(4)膨大な紙資料が整理されていない
(5)前例踏襲で業務が行われており、非効率である
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【参加者の声】
・問題解決のためには、その要因を体系的に考えること、データの数値化が有効であることが良くわかった。また、職場内でのブレストの必要性は分かっていたものの、批判を行なわないなどの点において、同一職場内で欠けている点があったことを認識した。
・普段真剣に考えることなく、業務に追われる日々ですが、この研修で"問題意識"という気付きを持ったことで、明日からの業務が少し変わるのかな?と思っています。
・どの内容をとっても非常に参考になりました。特に問題点を6つの視点で分析する件は、問題点山積みの日々にとって、解決策に役立てられる学びでした。体制を作る業務を担当しており、本日の学びを参考にいたします。
・今現在も直面していますが、業務に対する問題点への対応の仕方、考え方を学ぶことができ、とても参考になりました。また、グループワークで現在似かよった事例についてどのように対応して改善しているか等も聞くことができ、とても勉強になりました。
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