現在、新しい人事制度の準備でお忙しいことと思います。
官公庁・自治体様の人事評価制度では、
・「利益を生み出すことが目的ではないため、数字では目標を表しにくい」
・「人材育成方針が職員に周知されていない」
・「目標・評価基準が人材育成方針に沿っていない」
・「評価シートが形骸化し、シートを埋めることが目的となっており、制度が正常に機能していない」
・・・などのお悩みを人事ご担当者様からよくお聞きいたします。
インソースでは、このような課題にお応えし、『人材を育て、現場の"指針"となる人材評価制度の構築』を目指す以下のような研修・コンサルティングをご用意しております。
是非、ご検討いただければ幸いです。
【内容】
(1)「人材育成基本方針」の策定支援
貴庁の理念や、職員様に向けてのヒアリングやアンケート結果を分析し、「人材育成基本方針」を作成いたします。
※アンケートの質問項目
~「求められる職員像」「必要と考えている研修」「上司・部下に持っていて欲しいスキル」「組織の活性化、職員の意欲向上に必要なもの」「適正な人材制度にするために必要なもの」
(2)求められるスキルの洗い出しと評価項目の選定
現場でのヒアリング・インタビューを踏まえ、階層別に求められるスキルや高業績者の行動特性(コンピテンシー)の洗い出しを行い、評価をする基準となる「評価シート項目」を決定します。
※「評価シートが形骸化し、シートの項目を"埋める"ことが目的となっている」など、現場で評価が機能していない場合があります。弊社では、評価と面談を通じて人材の育成をできるような、現場に即した評価シートの作成を目指します。
また、インソースでは、「面談の仕方」など、実践的な研修の実施を通して、マネージャーの評価スキルの向上を目指します。
【ねらい】
この研修の"売り"は以下の3点です。
(1)シートを用いた豊富なワークにより、庁内の問題をとことん洗い出すとともに、自分の現在の評価スキルを把握する
(2)同じ立場の同僚の悩みや問題を聞き、情報を共有するとともに、グループワークを通じて、解決に結びつく"文殊の知恵"を得る
(3)実際の面談を想定したロールプレイングにより、研修で得た知識を実践し、現場での応用力を強化
もちろん、研修では、評価基準を明確にするポイントや、面談の進め方や部下とのコミュニケーションのポイントについてもお話しいたします。
【カリキュラム】
1.評価者としての役割を再認識する
【ワーク】あなたが部下・後輩だったら、上司との面接に何を期待しますか?
2.人事評価の意義と重要性 ~評価をモチベーションアップに役立てるために
3.フィードバックのポイント ~プロセスを評価することの重要性
4.評価(面談)に関する不安要素の洗い出し
【ワーク】庁内の人事評価で問題だと思っていることを洗い出す
【ワーク】評価者として不安に思っていることを洗い出す
【ワーク】改善策を考える
5.評価における面接の進め方
(1)コミュニケーションスキルの基本 ~きくスキルとは?
(2)「聴き方」とは?
(3)部下・後輩の気持ちに寄り添う「承認」のスキル ~【ワーク】「承認」のスキル向上
(4)「訊く」スキル
(5)【ワーク】部下に伝えづらいことを言い換えてみる
(6)【ワーク】面談(面接)で必要な質問の洗い出し
(7)目標達成への動機付け
6.実践ロールプレイング~人物シートに基づき、グループ毎に面談・面接を行う。
「面談者(上司)役」「非面談者(部下・後輩)役」