組織をまとめ、引っ張る立場の管理職にとってマネジメント力の強化は必要不可欠なものです。しかし、一言でマネジメント力といってもその具体的なスキルは多岐にわたります。
忙しい立場の管理職にとっては、時間と労力をかけて全てのスキルをマスターするのはなかなか難しいもの。インソースの「段取り研修」では、次の4つの能力を向上させることで管理職としての仕事の「段取り」を飛躍的に向上させることをねらいとしています。
■仕事の段取り力を向上させる4つのスキル
1. 「部下指導」(部署内のコミュニケーションアップ=情報の共有)~適切な「ほめ方」「叱り方」を学ぶことで、
・部下とのコミュニケーション力をつける
・部下の仕事力を高める
2. 「業務管理能力」(メンバーの仕事を管理し、判断軸をそろえる)
・メンバーの仕事をPDCAを踏まえて滞りなきよう管理する
・自分の意思決定プロセスをメンバーにも共有させる
・課題解決における判断のよりどころを整理、活用する
3. 「目標管理」(組織の目標を確実に達成する)~目標をブレイクダウンし、小さな目標をどのようにするかを詳しく決めておくことで、
・メンバーが目標達成に取り組みやすくなる
・その結果、マネジメント層の義務である「目標達成」ができる
4. 「リスク管理」(起こり得るリスクの存在を全員で情報共有)~起こりうるリスクを洗い出し、その対応策を考えることで、
・トラブルに対する組織のメンバー対応方法をそろえる
・対応方法をそろえることで、被害を拡大させない
研修の中で、受講者の方に「目標管理シート」や「リスク管理シート」を作成して頂くなど、問題を顕在化し、その解決方法を考えていただきます。研修で作成いただいた成果物(シート)は、自社に持ち帰っていただき、研修の翌日から業務改善に役立てていただきます。
本研修は、「自分が言われて嬉しい言葉、ほめ言葉リスト」作成実習など多くの演習を通じて、部下指導のコツや目標管理、業務改善、リスク管理の手順・手法を習得して頂きます。
本研修は、職場リーダー・管理職に必要な「段取り研修」のうち、特に「部下・後輩指導力」 に重点を置き、ペアワークなどを通じて「聴く・訊く・ほめる・叱る・対話・面接」のスキル向上を図ります。