キャリアデザイン研修は、変化する社会を踏まえ、「生き方」と「働き方」に焦点を当てて、職業人として、「どんな風に戦略を立てて、どう生きていくか」を考える機会だと考えます。
特に近年では多様な働き方を模索して、以前よりも「キャリア」を真剣に考える人が多くなっているのではないでしょうか。
日本経済新聞紙面にも、「社内キャリアの構築を促す企業内研修の取り組み」として、下記のような記事が掲載された事もあります。
「従来は、スキルの習得を目指す研修が一般的であったが、「会社で働く意義」や「この会社で頑張ろうという意欲」をもってもらうために、三十代を中心として、会社人生の中でのキャリア開発や、私生活との両立などを考える研修を行なったり、仕事への取り組み方や 先輩のキャリア開発の体験談などの講習を新入社員にも行なう企業が 多くなってきた。
その背景には、有効求人倍率の上昇による人手不足、離職率の増加という状況に対して、将来、中核となる若手社員をなるべく会社に繋ぎ止めたいという切実な問題がある。
「キャリアデザイン研修」の目的として、「人材の引きとめ」はともかく、「社員・職員のモチベーションを高めたい」という部分は、企業・自治体を問わず、特に重要な研修課題であると思います。
インソースの「キャリアデザイン研修」では、20代~30代、40代、50代の「年代別キャリア形成のポイント」を示し、それを基に、自分の強みや弱みを見つめ直していただきながら、 これまでの仕事の整理と、今後の目標・課題を考えていただきます。
弊社の研修の特徴は、座学中心ではなく、グループワークなどを通して、「自分の頭で考える」ということを重視している所にありますが、そうした自主的な取組みの中で、社員・職員の皆さまに潜在している 「やる気」
・「意欲」を呼び起こしていただく、というのが弊社のねらいです。
本研修では、いままでの自己の職務経験の棚卸を図り、職業に関する目的を自ら定めることにより、自己を理解していただきます。その上で、これからの職務の選択と職務遂行能力の向上について、計画的に取り組んでいくキャリア開発能力の向上を目指します。
本研修では、自己理解に努め、過去の自分の行動基準、判断基準を再確認することにより、キャリアデザインにおける機軸を策定します。そして各年代のキャリアにおける不安や悩みを共有することにより、将来に対する不安を緩和し、積極的なキャリアデザインの形成を図ります。
本研修では、"仕事の棚卸しシート"を用いて、職員様にご自分の経験を棚卸しして頂き、スキルや強みを再確認した上で、それらを「"現在"の仕事にどのように活かせるか」について考えていただきます。
本研修では、これまで培われてきた日本企業の文化を活かした「ワークライフバランス」について、ご自身の職場との相関を意識しながら考えて頂きます。