■タイムマネジメントとは仕事・行動を管理すること「時間」そのものは、伸ばしたり縮めたりできません。つまり、1日の仕事時間を増やすことも、締切を延ばすことも残念ながらできません。結局、タイムマネジメントとは、時間を管理することではなく、仕事や行動を管理することです。「どの」仕事に「どれくらい」の時間をかけるかは、私達の予定と行動次第で自在に調整できます。
■タイムマネジメントが注目されている2つの理由
最近、タイムマネジメント研修を実施したいというご要望が数多く寄せられ、実際に企業内研修を実施しています。注目されている理由には、以下の2つのニーズがあります。
1.厳しい経済環境下、限られた人員、時間で仕事をこなせばならない、成果を出したいという労働生産性向上への期待。
2.毎日長時間を会社で過ごし、家庭生活が顧みられていないというワーク・ライフ・バランスの崩れを研修で是正したいという期待
■研修受講者の悩みと改善のポイント
タイムマネジメント研修には、さまざまな悩みを抱えた受講生が参加しています。実際の受講者の悩みでは、次の5つのパターンがありました。
1.「イレギュラー処理が苦手」
2.「同時に2つ以上の仕事を実施するのが苦手」
3.「予定が立てられない悩み」
4.「想定以上に時間がかかるという悩み」
5.「相手に拘束される」
しかし、注意すべきは、上記のような"悩み"に対して解決手法を提示すれば、それで大きな成果が出ると考えてはいけない点です。
実はこれらの悩みは「印象に残っている問題」でしかなく、「解決すれば効果の高い問題」はもっと他のところにある場合が多いのです。 よって、自分はどんな時間の使い方をしているのかを冷静に把握し、その中から最も改善効果が見込めそうな問題を見つけるのが有効です。
インソースのタイムマネジメント研修では、仕事時間だけでなく、私生活まで含めて、自分の「時間の使い方」を調査、分析し対策を考えていきます。仕事時間だけでなく、プライベートを含めた「時間の使い方」の最適化を学習していきます。
■オススメのタイムマネジメント研修をご紹介!
本研修では、自分の仕事を「こなす仕事」「考える仕事」「完全に相手によって時間を拘束されてしまう仕事」「拘束されはするが、少しなら時間を自由に使える仕事」の4つに分類し、それぞれに適した業務管理方法を習得して頂きます。
本研修では、管理職に求められる役割認識を向上させた上で、タイムマネジメントの基本概念や仕事の優先順位の付け方を理解し、自部署の課題をタイムマネジメント
の観点から洗い出し、解決策を策定して頂きます。
本研修では、業務効率アップのために仕事を4種類に分類し最適な時間管理法を考えるとともに、日本型ワークライフバランスを考え、グループワークを通じて、自分の"強み""特性""スキル"を、現在の仕事に活かす方法を考えて頂きます。