■「なかなかうまくできない」から脱却するために
タイムマネジメントというと、「優先順位をつける(重要性と緊急度)」や「スケジューリング」、「業務量の把握」などが思い浮かびます。
しかし、優先順位をつけても、スケジュールを立てても、あとから緊急な仕事が入ってしまったり、把握していた業務量で仕事が終わらないなど、「知っているけどできない」、「わかっているけどうまくいかない」というのが、実態ではないでしょうか。
上手に時間管理をしている方を観察してみると、締め切りはもちろんですが、着手日を決めている方が多いように見うけられます。
早めに仕事が終わっても、目の前にある仕事に手をつけたり、仕上がった仕事に余計な手間をかけたりせず、重要性の高い業務のことや仕事の効率化、定型化などを考える時間にすることで、時間の有効活用をしています。
このためには、意外かもしれませんが「明日からやるべきことは今日やらない」、「やるべき以上にはやらない」と強い意志を持つことが必要となります。
私はこのあたりが、「知っているけどできない」、「わかっているけどうまくいかない」から脱却するための一つのポイントではないかと思っています。
■自治体におけるタイムマネジメント
では、自治体におけるタイムマネジメントをもう少し突っ込んで考えてみましょう。
一緒に仕事をさせていただいて感じていることは、メンタルヘルスの解説の際にも書きましたが、重要性を判断しづらいこと、言い換えると、重要性の低い仕事が少ない(※ルーチンワークでも重要なものがある)ということがあります。
優先順位にとらわれすぎると、時間のかからない重要な仕事が日々流れていき、時間のかかる重要な仕事には、なかなか手が付けられないということがあるようです。
結果、来年度に回すことになったり、かけるべき時間をかけられず終えてしまったりということがあるのではないでしょうか。
どうしたらよいのでしょうか。私は上記で書いた「着手日管理」が自治体の方には、フィットすると考えています。
もちろんインソースの研修では、上記以外にもたくさんのタイムマネジメントのヒントやコツが盛り込まれています。時間管理に悩まれている方、組織的な時間管理の方法を知りたい方に、ぜひお勧めいたします。
【タイムマネジメント研修ラインナップ】
仕事を4つに分類し、それに適した業務管理方法を習得する内容です。ワークを通じて、4つの分類を実際の仕事に当てはめ、それぞれ時間管理法を具体化するので、研修で学んだノウハウの再現性が高くなっています。
本研修では、(1)タイムマネジメントの基本概念を理解する、(2)優先順位の付け方を理解する、(3)自部署の課題をタイムマネジメントの観点から洗い出し、解決策を策定することを学べる内容となっております。
本研修では、1.組織メンバーのタイムマネジメントスキルをアップすることと2.組織メンバーが協力・調整することで、組織全体の仕事が最適化できるようになることを目的としています。
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