■評価のポイント ~日々のコミュニケーションがカギ!
評価スキルと聞くと、業績のみならず、人柄についても
見抜く力が必要であり、かなり高度なスキルであると
考える方も多いようです。
「評価時期になると気分が重い」「正直面倒くさい」という声も、
管理者の皆さまからよくお伺いします。
確かに、人が人を評価するにあたり、主観や偏見、思い込み
が入ってしまうのも否めず、そこをどう押さえて評価できるかが
キーポイントであると考える方も多いと存じます。
では、どうすれば公正に評価できるようになるのでしょうか?
評価を行う時期(半年や1年に1度)だけ悩んでも、問題は
解決されません。大変ですが、日々のコミュニケーションが
ポイントとなります。
普段の会話から、その人がどのように仕事を進めているのかを
把握し、個々の状況を知ることができれば、評価やそれに付随
する面談(フィードバック)もスムーズに行うことができるように
なります。
■コミュニケーションのとり方~部下の状況を掴んでおけば
公正な評価が可能
官公庁の皆さまは、担当業務がはっきりとしており、個人に
仕事がついていることが多いようです。そのため、全ての部下の
状況を完全に把握することはなかなか大変だと思いますが、
これは部下とコミュニケーションを取り、目を配ることで解消できます。
コミュニケーションの取り方にも色々ありますが、まず、
今までを振り返り、自分の部下と最近何を話したか、内容を
思い出してみましょう。
「たわいもない世間話から業務上の指示・報告まで話せている」、
「指示や報告など仕事のやりとりしかしていない」・・・など、
色々あるかと思います。
もしかしたら、ちゃんと向き合って話すのは面談の時くらい・・・
という方もいるかもしれません。
何気ない会話から、業務の話まで、部下とコミュニケーションを
取ることで、部下のことをよく知ることができ、公正な評価が
可能となります。しっかりと部下を把握していれば、面談時の
部下の納得感も高まります。
評価は部下の成長のために行うものです。
ぜひ、日頃から密接にコミュニケーションを取り、部下を見る目を
養ってください。
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「1」
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「2」
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「3」
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