2010年もあとわずか。年度としてはこれからが平成22年度の
締め括りの時期です。それに伴って、来年度の各部署・個人で
達成したい目標について考えないといけないという方も多いの
ではないでしょうか。
■個人の目標は、組織の目標からブレイクダウンしていく
ご承知のように、組織においては、個々人の目標も「組織として
実現すべき大きな目標」がブレイクダウンされたその"一片"で
なければなりません。組織に属する人間にとっては、それぞれの
目標(下位目標)が組織としての大きな目標(上位目標)を達成する
ための1ステップとして有効になるようにするのです。
■目標について悩む人は多い
しかしながら職員の皆さまの中には、「具体的にどのような目標を
立てたらいいのかわからない」あるいは「達成できそうもない
目標を上司から押し付けられ、正直困っている」方もいらっしゃる
はずです。
また管理監督職の皆さまの中には、「部下の立てた目標が、
あまりにも組織の目標から外れている」であるとか、「部下の
立てた目標に対してきちんと評価・修正するスキルがない、その
時間もない」というお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
■目標を達成できるように工夫すること
目標管理とは具体的には「個人一人ひとりが自ら目標を立て、
それを達成できるよう創意工夫すること」を指します。
つまり、自分で立てた目標を、自分で管理しながら達成していく
ことで、仕事に対する意欲と満足度が高まるわけです。仕事に
ポジティブな職員が増えれば仕事の効率化がはかられ、
管理監督職の方にとっても負担が減ることになります。
■一方的に目標を与えるのは「ノルマ管理」
ちなみに管理監督者が、その部下に一方的に目標を与えて、
その達成を管理するのは「ノルマ管理」と呼ばれます。
ただし、いくら自主的に目標を立てるといっても、各自がばらばらに
目標を立てていては「組織としての大きな目標」を達成できません。
インソースの「目標管理研修」では、まず、トップから担当者まで
「目標が連鎖」するにはどうしたらよいかをポイントをおさえてご説明
いたします。
【目標管理研修ラインナップ】
本研修では、「目標管理とは何か」という基本を踏まえ、具体的に、
目標設置の方法や、目標達成へのサポートなど、管理に必要な
基本スキルを習得していただきます。
目標を掲げたらそれで終わりではありません。達成するためには、
部下の行動を日々「管理」することが重要です。本研修では、「面談」に
焦点を当て、目標達成のためのサポートやスケジュール管理の方法を
学びます。
掲げた目標に対して、部下の評価を行うための研修です。評価をする
上でのルールや評価者が陥りがちなケースなど、まずはおさらい
してみましょう。また、事例を基にした演習で、日頃の不安や疑問を
解消していただけます。