このメルマガをお読みの皆さまは、これまでご自分が受けたサービスや
購入した商品に対して「クレーム」を申し出たご経験はおありでしょうか?
実は「このサービスは嫌だな」「この商品なんか不具合があるかも」と
思っても、クレームを言わない人の方が圧倒的に多いそうです。
その陰には「声なきクレーム」が潜んでいるのです。
■「声なきクレーム」とは
以前、テレビのバラエティ番組で「焼きたてメロンパン」と言って
冷たいメロンパンを売ったらどれくらいの人がクレームを言うかという
実験をしていました。
東京と大阪の二都市で同じ実験が行ったところ、大阪では7割の人が
その場でクレーム言ったのに対し、東京では直接のクレームが「ゼロ」
だったそうです。
東京の購入者に種あかしをしたところ、「クレームを言う気には
ならなかったけれど、二度と買わないと思った」という意見が多く、
中には「腹が立ったので、本部にクレームを言うつもりで電話番号を
控えました」という人もいました。
ですから、東京のクレームが「ゼロ」だったというわけではなかった
のです。いわゆる「潜在」クレームと呼ばれるもので、あるきっかけを
元に非常に厄介なクレームになる可能性を秘めています。
「近年クレームの数が非常に多くなっている」とは、どのお取引先に
うかがっても、よく聞く話です。しかし、これはクレームを「言われる」
数が増えているだけのことであって、実は「声なき」クレームは
日常のあらゆる場面に潜んでいるのです。
インソースでは「実際に頂戴するクレーム(お客さまからの声)は
その他膨大に存在するクレームの氷山の一角」だとお伝え
しています。水面下に隠れたクレーム、つまり「声なきクレーム」
に対してどのように考え、対処していくか、「クレーム対応研修」の
中で、一度ゆっくり考えていかれるのはいかがでしょうか。
■インソースのクレーム対応研修が人気の理由
実はインソースのクレーム対応研修は、その開催数から
考えても日本でも1、2位を争う位の人気を頂戴しています。
その理由として、以下の点が挙げられると思います。
(1)自分をお客さま(住民)の立場に置き換えて「あるべきサービス・
商品」の姿を考える事により「クレームはサービス、商品、そして
自分自身が向上するためのありがたい声なのだ」と肯定的に
捉える事が出来るようになる
(2)「クレーム対応の4つのステップ」を知り、それをロールプレイング
によって体得することでクレーム対応への自信をつけることができる
(クレームへの嫌悪感が軽減する)
(3)所属している組織としてどのようにクレームに対応していくべきか、
今後の対応策を考える時間を持つ事ができる
特に最近は(3)の「今後の対応策を考える」時間を多くとりたいと
おっしゃるご担当者さまが非常に多くなっています。
研修では「今は声になっていないクレームでも、実際のクレームになる
前にきちんと考える」「クレームがあったときにはメンバー全員が同じ
レベルで対応する」ことを学び、クレームの拡大や二次クレームを
避けられるような効果が期待されています。
※「クレーム対応研修 ~お客さまの声を改善に活かす編(半日間)」
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方