【他の官公庁・自治体ってどんな研修を受けてるの?】
他の官公庁・自治体ってどんな研修を受けてるの?
ある県で実施された「交渉力研修」について、ご報告します。
■実際に直面した「交渉」をイメージする
受講者が直面している「交渉」は、県の住民との用地交渉から、ご家庭でのお小遣いアップ、自動車購入時のディーラーとの値引き交渉など、公私に渡り様々です。まずは、このように幅広くイメージしていただきました。
このようにイメージしていくと、交渉とは実は、日常生活や業務の中で頻繁に行われているコミュニケーションであることがわかります。
そして、交渉がうまくいかなかった時の原因としては、こちら側の伝えたいことを理解してもらえない、主張が通せない、正論のぶつけ合い、水掛け論になったなど、の声がありました。
■相手をねじ伏せない交渉力
交渉と聞くと、どう相手を納得させようか、ねじ伏せようか、と考えてしまいがちですが、インソースで、は「交渉とは現状を有利に導く、あるいは将来的に有利に導くための対人的なプロセスで、相手の勝ち負けを競うものでない」とお伝えしています。
相手はどのような時に要望を受け入れたいと思うかなどを考えていただくことで、傾聴の大切さ、重要性を理解していただけます。
■決め手はロールプレイング
事前準備やコミュニケーションスキルなどを頭で理解した後、ロールプレイングを繰り返し行います。
実際に、ビジネスの現場で起こりうる場面を想定した題材を取り上げ、最終的にグループ対抗で交渉ロールプレイングを行います。皆さま、役になりきり白熱していました。
日常の職場でのコミュニケーションや、お客さまに対する提案などにも活用していただける研修です。
☆次週もお楽しみに!
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