アポの時刻に遅れたことはありますか?
《相手が遅れたときは交渉に有利だと思うこと》
私がまだ中学生(もしかしたら小学生?)の頃に見たテレビドラマの中のビジネスマンの台詞を思い出します。
「普通の人は相手が遅れると怒る。だが自分はこれでこの交渉が自分に有利になると思えるから怒らない。たいていの人は遅れると相手に申し訳ないと思う。それは心理的には弱い立場になることだ。」
何分、20年くらい前なので言葉じりは少々違っているかもしれません。でもそんな考え方もあるのかぁと、幼い私は妙に感じ入ったのを覚えています。そしてそれは自分が社会人になって実感するようになりました。
《自分が遅れるときは必ず電話を入れてスケジュール変更を提案する》
ビジネスでは、お客さま先へのアポイントの遅れはどんな理由があろうと不可です。甘い時間管理は「だらしなさ」「真剣味のなさ」を印象づけます。
もし「遅れそう」になったら、その時点で電話で先方に連絡しましょう。メール特に携帯メールでの連絡は確実に伝わらない可能性があるので、やるべきでありません。15分以上遅れると判明しているなら、恐縮しつつ、スケジュールを改めてもらう提案を相手にしましょう。
(1) 30分遅れのスケジュールでよいのか?
(2) 同日で時間変更が可能か?
(3) 時を改める必要があるのか?
そして決め手は日頃より、先方をうまく「コントロール」できているかです。
《アポに限らず「先手必勝」はすべてに通じる》
「遅れる」ということはアポイントに限ったことではありません。 「××の資料が届いていません」「△△はどうなりましたか」と上司に、先輩に、もちろん取引先に催促されてからでは遅いのです。「先手必勝」はすべてのことに通じています。
《年代別対処法》
あなたがもし若くてかわいいイメージの20代なら、すごく走ってきた姿、命がなくなる寸前の顔を見せ、いっしょうけんめいさをアピールしましょう。
では30代なら?
「理由があっておくれましたが、なにか?」という飄々とした態度で開き直りましょう。もちろんはじめに謝るのですが、そのことは瞬間で忘れ、失敗を後にひきずってはいけません。アマチュア感が漂ってしまいます。
もし相手がすごく年上の人であった場合は、20代と同じように命を賭けて走ってきた感をアピールしましょう。年上の方にとっては、20代も30代も同じようなものです。相手に合わせて、瞬時に見せ方を変える技を磨きましょう。
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ビジネスとは関係ないですが、実は私、中高時代は「遅刻の女王」と呼ばれていました。今考えると信じられないのですが、罪悪感というものがほぼゼロの状態でしたね・・・。もちろん今は、遅刻をするくらいなら授業には出ない!といったら大げさですが、それくらいの覚悟を持って大学生活を送っています。
ただ、そうなると他人に対しても厳しくなってしまうのが私の悪いところで、昨夜も約束の時間に遅れた友人Rに対して怒りをあらわにしてしまいました。(だって3回も時間変更を受け入れた後だったんですよ?)
これがビジネスだったら?? たしかに笑顔で出迎えられそうですね・・・★