■営業のイメージとは
営業の仕事に対するイメージは、
・アポイントの電話や、飛び込み営業など、ノルマがあってプレッシャー
ばかり
・お客様に頻繁に断られ、精神的に暗くなる
などが一般的なものではないでしょうか?
確かにキツイ事もありますが、「営業は楽しい」のです。
「会社を背負ってお客さまと相対する使命感」「組織の自分に対する
期待」「明快な評価」「自由」この味をしめたら、営業の仕事はやめら
れません。
■営業の仕事は極めて幅広い
そもそも営業担当者はどのような仕事や役割を担っているのでしょう
か。初めての方は不安でいっぱいでしょうから、まずはその説明から
したいと思います。
1)ニーズを探す:
自分の売っている商品・サービス(以下商品)に対して、
買いたいと考えている顧客を探してくる役割
2)購入を決断させる:
商品について説明し、購入を決断させる役割
3)販売条件の決定:
取引や販売条件(価格、納品日、支払い条件等)を顧客と自社内
と調整しながら決める役割
4)販売条件の徹底:
自社内と顧客と両方に約束した内容を守らせる役割
5)納品する:商品を期日までに確実に納品する(させる)役割
6)代金を回収する:販売代金を確実に回収してくる役割
7)アフターフォロー:
購入後の顧客サービスとして、製品の使用方法などのサポートし、
問題があれば、すぐに解決に動く役割。また、使用状況の調査をし
て、製品やサービス開発にフィードバックする役割
8)継続的な取引活動の維持:
一回だけの取引ではなく、継続した取引活動を維持していく役割。
顧客の新たなニーズを拾い集めて、開発部門などにフィードバック
していく役割
・・・など、営業の仕事は極めて多岐にわたっています。
* * *
一般的には、
1)ニーズを探して、
2)購入を決断させて、
3)販売条件を決めること、
が営業の仕事と思われがちですが、
実は、もっともっと広い範囲の仕事をする事が求められます。
営業の仕事というのは、企業のあらゆる部門の仕事を少しずつやって
いるようなものです。
まずは上記1~3の仕事を確実にこなせるようになり、
その上で仕事の幅を広げていきましょう。
※次回は「売れるまでのステップ」というテーマで、
具体的なアプローチの仕方を説明いたします。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方