アポイント(訪問の約束)の時刻
アポの時刻に遅れたことはありますか?
■「相手が遅れたとき」
私がまだ中学生(もしかしたら小学生?)の頃に見たテレビドラマの
中のビジネスマンの台詞を思い出します。
「普通の人は相手が遅れると怒る。だが自分はこれでこの交渉
が自分に有利になると思えるから怒らない。
たいていの人は遅れると相手に申し訳ないと思う。
それは心理的には弱い立場になることだ。」
何分、20年くらい前なので言葉じりは少々違っているかもしれません。
でもそんな考え方もあるのかぁと幼い私は妙に感じ入ったのを
覚えています。
そしてそれは自分が社会人になって実感するようになりました。
■「自分がアポイントに遅れるとき」
ビジネスの現場では、お客様の先へのアポイントの遅れは
どんな理由があろうと不可です。
甘い時間管理は「だらしなさ」「真剣味のなさ」を印象づけます。
もし、「遅れそう」になったら、その時点で電話で先方に連絡しましょう。
メール特に携帯メールでの連絡は確実に伝わらない可能性があるの
で、やるべきでありません。
15分以上遅れると判明しているなら、恐縮しつつ、スケジュールを改め
てもらう提案を相手にしましょう。
(1)30分遅れのスケジュールでよいのか?
(2)同日で時間変更が可能か?
(3)時を改める必要があるのか?
そして決め手は日頃より、先方をうまく「コントロール」できているかで
す。
■「アポに限らず」
「遅れる」ということはアポイントに限ったことではありません。
「××の資料が届いていません」「△△はどうなりましたか」と
上司に、先輩に、もちろん取引先に催促されてからでは遅いのです。
「先手必勝」はすべてのことに通じています。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方