■営業と挨拶
営業はスポーツとか芸事、武道などに似ています。会った瞬間に「でき
る」「できない」が見えるものです。みなさんも会った瞬間に「この人でき
る!」と思った事はないでしょうか?これが、営業にとって「表情」、
「身なり」は極めて重要と言われるゆえんです。
特に、今回は「挨拶」がテーマですが、挨拶も自分のビジネス能力が高
い事を相手に見せる上で重要なポイントです。
挨拶の時間はまず、「数分」というところでしょうか?
ステップにしたがってみていきたいと思います。
■第一声
「本日、お時間を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます」
挨拶の言葉は、上の様に言うのが普通だと思います。しかし、実は、
話している内容に関しては、相手は第一声はあんまり聞いていません。
相手がチェックしている点は、言い方、表情、動作などです。
1.挨拶の言葉をよどみなく言っているか。(かまないこと)
(1)自信あふれる声でよどみなく言えれば、「力」がある人に見えます。
(2)かむのはNGです。経験の少なさがばれてしまいます。
ビジネスにおいては、経験が深いのが喜ばれます。
2.顔が満面の笑顔か?
(1)「笑顔を上手に作れない」ことは、営業として、円熟していない事を
示します。
3.目に力があり、目も笑っているか?
(1)目が笑っている方が喜ばれます。親しみを表現できるのは笑顔、
特に目が笑っていることです。今日お会いできて、人間として嬉し
いということを表してみましょう。
(2)「目に力がない」のは営業として、弱いです。「声が大きいだけ」
では、優秀には見えません。人はできるだけ、優秀な営業担当者
から、できればその会社の営業の中でもトップクラスの成績の営
業から買いたいと考えています。ですから、「力」の片鱗が見える
のが望ましいのです。
■お辞儀・名刺交換
「原則、お辞儀は30度(最敬礼)が基本で美しく、すばやく」
お辞儀、名刺交換はぎこちなくないか?(挨拶の姿が美しいか?)は
営業としての見せ場です。会社の代表として、美しく見せたいところで
す。
(1)辞儀が30度(最敬礼)でできているか?
(2)スピードが丁度いいか?(はやすぎず、ゆっくりすぎず)特に若い営
業担当者がゆっくりすぎるのは考えものです。フレッシュさの演出
はスピードで調整します。
☆続きは次回・・・。お楽しみに!
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方