【内気営業「中島」のマル秘営業テクニック】
内気営業「中島」のマル秘営業テクニック 【8】
■対応は早いほうがいい!
インソースには、社内に様々な係があります。お茶出し担当、
清掃担当、月曜朝礼担当、新卒採用担当、自転車管理担当、
早帰り推進担当・・・等々。
1つの担当あたり1~10人で構成されており、担当メンバーが中心
となって社内に声掛けしていきます。正直すごく面倒くさいのですが、
他の部署の人と話せる機会になることもあり、それなりに楽しくやっ
ています。
その中で、私は「お客様向けお中元・お歳暮担当」です。実はこの夏
、お中元プレゼントとして、新しく販促品を作ることになりました。
3ヶ月も前から計画していたにもかかわらず、他の業務に気を取られ、
気づいたらもう1ヶ月前。当初メモ帳を作ろうと思っていたので、大慌
てでノベルティの会社にお電話してみました。
私「すみません、ホームページを見てお電話しています。オリジナル
のメモ帳を作りたいのですが・・・」
先方の営業担当者「ページ数やサイズ、個数はいくつですか?」
私「あ、あの、と、とにかく何も決まっていないのですが、早く作らな
きゃいけないので、もしサンプルとかがあれば見せて頂きたい
のですが」
先方「じゃあ今日お伺いしましょうか?」
私「今日来てくださるんですか?ありがとうございます!」
なんと、今日来てくれるんだそうです!かなりうれしかったです。
当社でも、私のお客様でも、先のようなお電話をよくいただきます。
最速で行かなきゃだめだな、と思いました。この営業担当者の方か
らは、メモ帳やノートの作り方から、料金の見積方、納品スケジュー
ル、用紙について、などいろいろなことを教えていただきました。
本当に感謝しています。結局、メモ帳ではないものを作ることになっ
たので、発注はできなかったのですが、印象がすごく良いし、何か
次の機会があれば、お願いしてみたいなと思っています。
対応が早いことは大変大事なことで、お客様からのお声がけに
最速で行ってその場で受注をすることもよくあります。訪問に限
らず、メールや資料送付、電話も同様です。
当社の研修では、「すぐに」は5分以内、「後ほど」は30分以内、
「後日」は2日、48時間以内とお伝えしています。(私もごくたま
にありますが、対応や提案が遅くて失注するのは言語道断です)。
お客様の方も日々動いているので、ぼんやりしているとタイミング
を逃してしまいます。注意が必要です。
■舟橋のコメント~ニーズは内気営業を救う
「営業担当者は対応が早いほうがいい」は、まったくもって正しい
事です。話べたであっても、とにかくお客様の元にお伺いできれ
ば、営業ができます。そんな時に限って、他の要件があったりす
るものですが、とにかく、お問い合わせへの対応は最優先する事
です。そうすれば、最低限のしゃべりができれば、商品は売れます。
「ニーズがあれば、物は売れる」
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方