【内気営業「中島」のマル秘営業テクニック】
内気営業「中島」のマル秘営業テクニック 【21】
インソースの中島です。
今回は、「アプローチ回数」についてお伝えいたします。
皆さん、1回電話してアプローチを断られたお客様に、次はいつお電話し
ますか? 半年後くらい?3ヵ月後くらい?1ヵ月後くらい? 実は私、1度
電話して「必要ない」といわれたお客様に、2回目のお電話をするのがと
ても苦手でした。なぜかというと、「またかけてきやがって。忙しいのに。」
と嫌がられるのが怖かったからです。お客様にも申し訳ないですしね
・・・。でも、面白営業トークもできない私には1回のお電話で到底受注で
きる力はありません。でも、大丈夫なんです。
■一度で上手にやれないなら、アプローチの回数を増やす
お客様には、「欲しいと思うタイミング」があります。自分が物を買うとき
のことを考えてみてください。ほしいなと思うと、実際の物を見に行った
り、ネットで調べたりします。そんな時、タイミング良く巡り合ったいいもの
をやっと購入する、という流れがあると思います。営業でも同じで、お客
様がいま、欲しいと思っているタイミングかそうでないかを知る動き(ア
プローチ)が必要です。
■根気強く打つ
私のエピソードでいいますと、年明けに検討する研修を、お客様がなかな
か検討できなかったため、根気強くお電話したことがあります。「ぜひお役
に立ちたいと思っていますので」など小声でもいいので、熱意を伝えなが
ら、1月下旬から3月上旬までの間に7回電話して、受注しました。お客
も、時間がなかったのか、熱意を感じてくださったのか、やっと取れたア
ポイント1回の訪問で、その場でお仕事をくださり、うれしかったことがあ
ります。(この間、上司からは早くしろとつめられ、「まだなんです、今がん
ばっています」と社内調整(言い訳)しなければならないのは、言うまでも
ありません)。
■今の上司・松木からのアドバイス
~どうせゼロ、失うものは何もない!7回はアプローチしよう
営業のお電話でガチャギリされることは日常茶飯事です。「必要ない」と
か「間に合ってます」というコメントは嫌われているのではなく、実際にそう
なんでしょう。しかし、そういったお客様にも「必要になってきた。」とか「情
報を集めだした。」というタイミングが必ず来ます。そのタイミングを見つ
けるのが営業です。「お断り」があっても失うものは何もありません。気に
することなくどんどんお電話で「タイミング」を探しましょう。そう言われて
も、心の限度もあると思います。当社の経験では「アプローチ7回」という
数値があります。「7回目」でやっと、次のステージに進めています。中島
のエピソードはそれがズバッとはまった一例です。みなさんも「7回目」ま
では「断られて当然」と考えて、地道にアプローチしてください。
■ニーズのタイミング探しはむしろ内向的営業向き
~たくさん話さなくていい、痕跡を残すだけでいい
話の内容は、ある意味、どうでもいいです。無理にお客様を追い詰める内
容では逆効果です。アプローチの痕跡が残れば、お客様はあなたのこと
を覚えていてくれます。内向的な営業は話が長くないので、同時に多数
の顧客を追うことができ、むしろ好都合です。長期戦に向いてます。自信
をもってがんばれ!です。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方