【内気営業「中島」のマル秘営業テクニック】
内気営業「中島」のマル秘営業テクニック 【41】
営業担当者はすぐ売れることを夢見ますが、「商品はすぐ売れない」のが当たり前なので、悲観することはありません。ゆっくりマイペースにコツコツやっても、売上げは自然についてくるのです。
先週は、まず、営業担当者である自分を「知っていただく」ことから始めて、徐々にアプローチ回数を増やしていき、訪問、情報収集、提案へとステップを進めていく。そして、お客様の「ニーズ=買いたいタイミング」で一番近くにいる「営業担当者」を目指すことについてお話しました。
「そんなに待てない」と思うみなさんが大半だと思いますが、これが最高に楽で、確実な方法です。コツコツアプローチをし、見込み客を増やして待つことは、特別なテクニックもいらないし、じっくり攻められるとても簡単な方法です。内気な皆さんに向いていると思います。
内気な営業は派手なアクションを得意としない人が多いのですが、それでいいのです。営業のタイプが様々であるように、お客様も様々です。派手で強気な営業が獲得できないところを内気な営業が獲得するというケースもたくさんあります。
内気な面とは正面から向き合い、マメなところや秘めた思いなど自分の長所をフルに活用するのが良いと思います。頑張って「大きな夢」を見るより、皆さんが密かに思う「自分だけの小さな夢」を目標に自分らしく営業することが成長への近道となるでしょう。
2008年9月のリーマンショックがやって来ました。米国の住宅バブルがはじけたという事で、当初日本への影響は限定的だと言われていました。しかし、結果的には日本も極めて大きなダメージを受けました。また同時に、中国など新興国が台頭し、得意の輸出が振るわなくなったため、日本企業全体の売上げが激減しました。危機的な状況の中、日本企業では、売上げの回復は急務であり、企業は各部門から人員を捻出し、営業人員を増員しているのが実情です。
ですから、今営業をやっているみなさんに企業の期待は集中しています。代わりはいないのです。よって、がんばる時間は大いにあると思います。ぜひがんばってください(そう簡単に「いらない」とは言われません)。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方