【内気営業「中島」のマル秘営業テクニック】
内気営業「中島」のマル秘営業テクニック 【50】
これは私が営業を始めた頃の話です。私はなんとか結果を残せる営業担当者になりたいと考えていました。
そのときに私が思い描いていた、結果を残している理想の営業担当者像、それは「お客様に感謝・応援されている」というものでした。ただ営業を始めたばかりの私には、それがまだ見えず、「お客様から感謝・応援されるってどういうことだろう?」と、日々そんなことに悩みながら営業活動を行っていました。
そんなとき、ある女性営業担当者との出会いがありました。その人は大手企業にて全国1位という営業成績を残している凄腕営業担当者です。この人と話をしてわかったことがありました。それは、その人は決して「自分が営業成績を上げようと頑張っていなかった」ということ。これには正直驚かされました。
それでは、全国1位の成績がどうしてとれたのでしょうか。その人はこのように話していました。「自分はむしろ皆が頑張るのをサポートするほうがやりがいを感じるんです。」とにかく自分の業務が忙しくても、ついつい手伝ってしまう性分だそうです。
確かにこの人は私たちの会社に対しても、業務の範囲を超えて、あれこれと有益な情報を届けてくれたり、お客様を紹介してくれたりしていました。
私はこれを聞いたときに、なんとなく答えがわかりました。
「感謝、応援される営業担当者」、それはつまり・・・・
「感謝、応援する営業担当者」だったんだ、ということ。
みんなに感謝しているから、みんなに感謝されている。
みんなを応援しているから、みんなから応援されている。
つまり、世界一お客様から感謝・応援される営業担当者になる方法は、世界一お客様に感謝し、お客様を応援する営業担当者になることだったのです。私もそんな営業担当になれるよう、心がけています。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方