営業をしていると、お客様の情報をお預かりする機会もありますよね。ざっくりと、「個人情報には気をつける」と思っていますが、何を個人情報というかあまり自信がありませんでした。そこで、当社でリスクマネジメントに関する研修を作った先輩より、「個人情報クイズ」をいただきましたので、皆さんにもお届けします。
■「個人情報ろうえい」の主な原因は・・・
(リスクマネジメント研修を作った先輩・小林より)
「個人情報ろうえい」というとハッカーなどが高度なハイテク技術を駆使してルパンのように情報を略取するみたいなイメージがありますが、そういう外部からのクラッキング(不正アクセス)によるものは全体の1%もありません。盗難、車上荒らし・事務所荒らし・空き巣被害・強奪を合わせても全体の2割程度です。それでは、何が個人情報ろうえいの主な原因かというと・・・?
■それは「ケアレスミス」です。
メールの操作ミスによる情報ろうえいにはじまり、
・印刷の設定ミスにより他人の宛先がずれて印刷されたまま送付
・廃棄PCより流出
・講演資料中に不必要な個人情報を記載したまま公開
・顧客の情報を匿名掲示板へ不正に書き込み
・個人情報の記載された裏紙を使用して配布
・顧客情報を送ってもらうFAX番号を誤掲載し、第三者へ送達
などなど。みなさんも1度はどれかでひやっとしたことはありませんか?
インソースの研修ではこのような事実を認識していただき、日ごろのろうえいリスクを洗い出し未然防止の方策を業務に即して考えるという内容が中心です。
そのほかにも、もちろん、個人情報の基礎知識を確認する以下のようなコンテンツもあります。ぜひ、インソースの研修をご検討ください!
■個人情報クイズ~以下の内容について、「○か×」で答えてみてください。
1.死者に関する情報は個人情報ではない。
2.氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、職員番号、顧客IDなど、個人が特定できるものはなんでも個人情報である。
3.個人が特定できる画像や映像や音声(顔写真や防犯カメラの映像など)も個人情報に含まれる。
4.たとえメモ書きであっても個人が特定できれば個人情報である。
5.口頭で伝達された無形の情報は個人情報ではない。
6.事実に限らず、判断、評価などを表す情報も個人が特定できるものであれば個人情報である。
7.日本国内では、外国籍の人の情報は個人情報にはならない。
8.記号や数字などの文字列だけで個人を特定できないメールアドレスは個人情報ではない。
9.既に情報が公開されているかどうかや、情報が暗号化されているかどうかは個人情報の特定とは無関係。
10.特定の個人を識別することができない統計情報も個人情報である。
11.企業の財務情報など、法人などの団体に関する情報も個人情報である。
12.法人の代表者の氏名などの情報は個人情報である。