【「売れる営業」になるための基本】
「売れる営業」になるための基本 【8】
■話す前のシナリオ作り~成り行き任せにしない
自社の紹介を上手く理解していただくためには、説明のシナリオ作りが必要です。自分の望むゴールに導くために、こちらからの「質問事項」などに対する相手の反応などを予測して、想定問答を事前に作っておきます。
■話す目的は、納得を得ること~人が理解し、賛同に至る3つのステップ
ステップ1【雑談】話の前に「人」と「人」との触れ合いがある
「敵ではない」を明確にすること
↓
ステップ2【論理性】話の内容が理解できる
「腹に落ちる」ということ
↓
ステップ3【プレゼン】話の内容に賛同できること
あなたに強制された訳でなく、自発的に「賛成しよう」と思うようにすること
聞き手は「なぜ」自分はあなたの話を聞いて、賛同しなければならないのかを理解させて欲しいと考えています。そのため話し手は、まず聞き手がよく理解できるように努力する必要があります。
■雑談の例と注意点
雑談ネタはいろいろありますが、注意を要すべき雑談もありますので、気をつけましょう。
例えば、好き嫌いが分かれる、選挙など党派に関係してくるなど回避すべき内容や、機密事項や触れるべきではない、または大丈夫か確認が必要な内容もあります。相手の気持ちを考えながら、雑談をすすめましょう。
※雑談ネタ「キドニタテカケシ衣食住」
キ 季節 「今年の夏は異常に暑いですね」
ド 道楽・趣味 「お手入れが行き届いた立派なお庭ですね」
ニ ニュース 「税金がまた上がるらしいですね」
タ 旅の話 「先月○○に行かれたんですか?いいですね。」
テ テレビ 「先週の大河ドラマは面白かったですね」
カ 家族 「お嬢様はお元気ですか?」
ケ 健康 「毎日ジョギングされているのはすばらしいですね」
シ 仕事 「随分ご繁盛されているようですね!」
衣 衣料 「いいネクタイをされていますね」
食 食べ物 「○○はお好きですか?いいお店があるんですよ」
住 住まい 「○○のご出身ですか。実は私も○○の出身です」
☆次週につづく
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方