【「売れる営業」になるための基本】
「売れる営業」になるための基本 【9】
■プレゼンテーションは短くが基本
時間を浪費するプレゼンテーションは嫌われます。社長や大企業の幹部などは特に、時間がないことに加え、要点だけを端的に伝えて欲しいと考えています。なので、説明に関しては、「1分」「5分」「10分」と時間を決め、短時間で話せるように練習しましょう。
■話すスピードはゆっくりを心がける
自分では何度も話している内容でも、相手にとっては初めての内容である場合がほとんどです。よって、分かり易さを考えると比較的ゆっくり話すことが必要です。
ただし、ゆっくりなだけではこちらの意図が伝わらないことがあります。強弱・繰り返し・スピードを意識しましょう。
■ワンセンテンスを短めに話す
ワンセンテンスを20~40字で区切るように話すと、相手は、聞きやすくなります。点・丸・句読点を意識して話しましょう。
■専門用語はできるだけ使わない
自分では使い慣れた専門用語も、お客さまにとってはわかりにくい場合がよくあります。なるべくカタカナ語を避け、意識的に「ひらがな」を多用しましょう。
■イメージが浮かぶように
「例えば・・・」など、時々、分かりやすく言い換えましょう。ただし、例示が多すぎると逆に分かりにくくなります。
■あいまいな言い方はしない
「~と思います」「~だそうです」という言い方は、説明の信憑性を自ら落とすことになります。よく調べて、自信を持って話すようにしましょう。
■お客さまに関心を持っていただくこと
特にセールスにおいては、お客さまが「話を聞かなければ」と思うような「きっかけ」が大切です。(例「本日は、御社にとって、とても大事なお話をいたします。」)
■「一般常識」と「業務知識」を持って話すこと
業務知識が深く、よく準備されたプレゼンテーションは聞く人の心を打ちます。また逆に、例えば人権、弱者への配慮、法令遵守(コンプライアンス)、説明責任(アカウンタビリティ)などの一般常識が欠如したものは、どんなに饒舌であっても評価される事はありません。
■内容は絞り込むこと!
言いたいことを徹底的に絞り込めば、アピールしやすいのです。シナリオ(ペーパー)を作る段階で、言いたいことは徹底的に絞込みます。
☆次週につづく
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方