■ 具体的にコンサルティング資料を書くときの手順
(1)一言(50字以内)で言って、「どうであるか」を考える
「調査の結果、成果を挙げる営業担当者に特有の手法は3パターン程度存在し、その方法は、容易に他の方々にも模倣可能であり、十分に活用する事で現在業務の成果を5割はアップ可能であるといえます」
(2)その理由を3つ程度言える様にする。
長年の勘という程ではなく、成果を挙げる営業担当者は、以下の様な事象に着目し、商談を行っている。「その先方担当者は決定権を持っているか」「予算はどの程度か」「お客さまの真の要望は何か」等に着目し、アプローチしている。
(3)当然ながら、根拠なり、分析の手順を説明する
○○に関しては、ヒアリング結果より推測した。具体的には、・・・・・
理由を掘り下げた様な書き方にする。演繹法(えんえきほう)的に書かず、トグルダウンといって、その理由は!、その理由は!、その理由は!と掘り下げる様に書いていく。また、1・2個鮮やかな切り口なり、分析手法を編み出して入れておくのも忘れないようにする。これがないと、なんとなく物足りない感じになります。
(4)何をなすべきかを「具体的に」書く
・弊社の分析した5つの方法を徹底する事が必要
上記に関しては、意外に知られていない。実際アンケートでは明確にならなかったが、成果を挙げる営業担当者へのインタビューでは、一番注目されていた点である。
・営業担当者が情報収集した事を水平展開する
成果を挙げている営業担当者が入手した情報を文字にし、早期に水平展開することで、大きな成果が得られる・・・・
(完)
インソースでは、弊社の人気研修を広くみなさまに受講していただくために、毎週「公開講座」を開催しております。
お申し込みは、各セミナーのURLからお願いいたします。