新入社員研修 成功のヒケツ36話

 【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】

新入社員研修 成功のヒケツ36話

お断りの入れ方

新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【21】

お断りの入れ方

従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。

このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!

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『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』

■今日のテーマ

レベル1
(1)嘘をつかない
(2)言い訳をしない
(3)内輪の事情を持ち出さない

レベル2
(1)自分も残念であるという気持ちを伝える
(2)日頃から良好な人間関係を作っておく
(3)次の提案機会につなげる
(4)事前に「すべては応えられないかも・・・」と期待値を下げておく

■解説

新人がお客様からの依頼をお断りをする際に、「お前ではどうにもならないから、上司を出せ」と言われてしまうというケースはめずらしいことではありません。

新人にとっては難しいと感じるであろう「お断り」で重要なことは「誠実であること」です。決して「社内的に無理で・・・」などの内輪の事情を持ち出してはいけないのです。

さらに上級を目指すのであれば、お客様と一緒に残念がった上で精一杯やってくれたんだなと思っていただけるように話します。また、普段から良好な人間関係を作っておき、「次こそやらせてください」というように、その場で次の提案機会までつなげられると立派です。

難しい依頼をされそうな時は、事前に「精一杯のことはしますが、むずかしいかも知れません」と言っておき、相手の期待値を下げることも必要です。

☆来週につづく


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