【研修のねらい】
「異動が激しい」ということは、視点を変えてみると、「様々な職場で、多様な仕事を経験している」ことでもあります。様々な部署でのご経験は、職員様ひとり一人の"財産"です。「仕事の棚卸し研修」では、"仕事の棚卸しシート"を用いて、職員様にご自分の経験を棚卸ししていただき、自らのスキルや強みを再確認した上で、それらを「"現在"の仕事にどのように活かせるか」について考えていただきます。
これにより、職員様の仕事への意識・指向が高まることに加え、自らのスキルや強みを仕事に活かせるということで、仕事に対するモチベーションが向上します。また、職員様ひとり一人が強み(個性)を活かして仕事をすることで、職場での業務改善にもつながると考えます。
【研修カリキュラム】
1.求められる職員像とは? 自分の「役割」の再確認
2.自分の能力・性格の特性を知る【簡単な自己診断を使用して、自分の性格の傾向を知る】
3.人間関係を考える。部署の他のメンバーの仕事を知る
4.これまでの仕事・人生の棚卸【「仕事の棚卸しシート」を使用し、自分の能力を客観的に確認する】
5.グループ内での発表とディスカッション ~自分の"強み""特性""スキル"を、現在の仕事にどのように活かせるかを考え、グループ内で発表。異なる意見を聞き、さらにやるべきことを明確化。
6.明日から動こう~自分の目標設定とアクションプラン作成 3ヶ月後に達成すべき「目標」を1つ設定
【マニュアルの効能】
現在、業務量の増加や業務の複雑化により、マニュアルは以下のような効果を期待されるようになりました。
・「異動や新規配属時に発生する業務引継ぎの効率化」
・「複雑な業務の遂行・管理の指針」
・「仕事の標準化のツール」
また、"マニュアル"は、それ以外でも、
・「組織の方針・ビジョンや文化を具体的に表現し、それを内部に浸透させるツール」
・「新人教育のツール」
・「業務の品質向上のためにムダ・ムリ・ムラを回避するツール」としても有効です。
【本研修のねらい】
本研修では、以下の3つの「良いマニュアルの条件」を踏まえ、
(1)ねらい・目的と、その活用方法が明確である
(2)行動レベルまで内容が落とし込まれており、かつ適切なポイントが随所にあげられている
(3)仕事の標準化のために作成されており、また標準化を行う行動指針がチェックシートのように、明確に設定されている
マニュアルを作成するまでの「手順」や、マニュアルの対象となる「業務の分類・層別化」「基本的なマニュアルの構成」といったマニュアル作成の基本から、マニュアルが効果的に活用されるための「組織内調整などのオーソライズ」に至るまで、マニュアル作成に必要なノウハウを習得します。
【カリキュラム】
1.マニュアルとは
2.マニュアルの効能、作成の狙い
3.良いマニュアルの条件
4.マニュアル作成の手順
5.マニュアル作成のための準備
6.マニュアルの様式、対象業務、作成スケジュールの決定
7.マニュアルの構成
8.マニュアル対象業務の洗い出し
9.対象業務の層別化
10.マニュアル活用法 ~PDCAとの連動
【研修のねらい】
人間は、突然の異動や仕事替わりなど、自分の身に変化が訪れ、障害やしがらみに直面した際に、つい「出来ない言い訳」を考え逃避しがちでもあります。
本研修では、以下の4つの内容を通じて、成果を出せる、成長を自分で促進できる考え方を身に付け、他に左右されないセルフコントロール術を身に付けます。
(1)これまでの自分を振り返り、その行動特性を理解する
(2)公務員に求められる役割を踏まえ、今後、やるべきことを決める
(3)成果を生む8つの要素を踏まえ、考え方を切り替える
(4)自分の成長を促し、成果を上げる「3ヶ月アクションプラン」の作成
【カリキュラム】
1.これまでの自分の行動特性を振り返る~これまでに直面した障害とその解決法
2.セルフマネジメント~成果を創り出す8要素
3.求められる職員像とは? 自分の「役割」の再確認
4.自分の能力・性格の特性を知る【簡単な自己診断を使用して、自分の性格の傾向を知る】
5.成果を生む8つの要素を踏まえ、考え方を切り替える~成果が上がらなかった際の事例を振り返り、その問題を「自責領域」「他責領域」に分類し、整理するとともに、どうすれば、成果・成長に結びつけることができたかを考える
6.これからを主体的に生きる計画の作成~自分の成長を促し、成果を上げる「3ヶ月アクションプラン」の作成