本プログラムのねらい・目的
プレイングマネージャーに求められる能力は多岐に渡ります。現在、プレイングマネージャは人手不足に伴い、限られた人数で成果をあげる必要が出てきています。人数が限られているため、個人のプレーヤーだけでなく、管理職としてチームで成果を出すことが求められてきています。
チームで成果を出せるプレイングマネージャーとなるために必要な基本的スキルを強化するため、本プログラムではプレイングマネージャとして「成果を上げ続けられるチーム作り」に必要な考え方と手法を身に付くポイントや部下を育て、チーム全員で成果を出すために、「部下のパートナー・サポーター であること」、「きめ細やかさ・まめさを持つこと」、などの研修をご紹介させていただきます。
本プログラムのポイント
1.プレイングマネージャーにとって特に重要な3要素を厳選したプログラム
- 要素1:チームワークを発揮できるチーム作り→チームマネジメント研修
- 要素2:自ら判断し動ける部下の育成→OJT研修~部下指導編、コーチング研修~基本編
- 要素3:自身とチームの生産性向上→組織のタイムマネジメント研修、業務改善研修、業務改善発表会
・総括~10箇条の作成
2.演習・ディスカッション中心のプログラム
実業務を題材とした演習・ディスカッション中心のプログラムで学習内容の現場実践を促進(研修時間の6~7割はワーク)
3.研修効果定着の仕掛けが随所に盛り込まれたプログラム
各回に前回研修内容の振り返り、最終回に「業務改善発表会」「管理職10箇条作り」、といった仕掛けを盛り込むことで学習内容を定着
プログラム一覧
実施時期 | 研修テーマ | ねらい |
---|---|---|
6月 | ■組織のタイムマネジメント研修 ~管理職としてチームの業務効率を上げる編(1日間) |
・管理職が果たすべき役割を理解する ・タイムマネジメントの基本をふまえて自らの仕事のあり方を見直し、マネージャー業務に取り組む時間を捻出する |
7月 | ■チームマネジメント研修 ~実践力強化編(1.5日間) |
・組織図、スローガンの作成 ・課長の育成計画の策定 |
8月 | ■業務改善研修(1日間) | ・業務改善の手順と手法を学び、実際に業務改善企画書を作成する |
9月 | ■OJT研修~部下指導編(1日間) | ・部下指導にあたるうえで持つべき考え方とティーチングの基本的技術を学習する |
10月 | ■コーチング研修~基本編(1日間) | ・コーチングの意義と基本的技術を学習する |
11月 | 業務改善発表会・総括~10箇条の作成(4時間) ※発表会を実施せず、その他コンテンツを盛り込むことも可能です(例:PDCA・リスク管理・労務管理・交渉力等) |
・業務改善研修で作成した企画書の活動内容を発表し、ディスカッションを行う ・今までの研修内容と実践をふまえたディスカッションを行い、総括としての「管理職10箇条」を作成する |