■コントロールするべき対象を知る
仕事にストレス(負荷)はつきものです。自分自身のメンタルをケアするにあたって、ストレスそのものをコントロールしようとすることに実質的な効果はありません。また、リラックス法などの対処法はストレスの短期的な解消には効果的ですが、それだけでは根本的な解決には至りません。 ビジネスパーソンとして自身のメンタルをケアするためには、自分でコントロールできる範囲を正しく理解し、対処をすることが重要です。
■メンタルをケアするための3つのポイント
①心身のエネルギーバランスが健全に保てている
心身ともに疲れている時と健全な状況とでは、同じストレスでも感じ方は全く異なります。ストレスを受ける自身の 状態を健全に保つために、定期的に自身の心と体のエネルギーの状態を把握することが重要です。
②明確な目的意識をもって仕事に取り組んでいる
ストレスを「乗り越えるべき障害」と捉えるか「成し遂げれらない、出来ない理由」と捉えるかは、明確な目的意識 をもって仕事に臨んでいるかどうかに大きく左右されます。また、明確な目的意識を持つことではじめて、日々の 業務に意味を見出すことができ、ビジネスパーソンとして健全な精神状態が保てます。
③相手の立場になって物事を考えることが出来る
日ごろストレスを感じることも、相手の立場にたてば、ストレスとして感じる必要の無い事象は非常に多くあります。 Ex.「上司に怒られた」⇒「今後成長してもらいたいという思いを込めて、叱った」
※誰でも叱られると傷つくものですが、一方で感謝できるかどうか?
自身のストレス傾向やストレスに上手く対処する考え方や行動を学び、"ストレス耐性"を高める