アウトバウンドコールは、基本的には「こちらの都合で掛けるもの」です。
お客様の貴重なお時間をいただいてするものである以上、相手に
メリットがあり、分かりやすいものでなければなりません。そのためにも、
お客様が「どういう趣旨なのか」「何を目的とした電話なのか」「(自分に)
どういうメリットがあるのか」ということを明確にしておくことが大切です。
■「シナリオ作り」が大切
これをスムーズに伝え、お客様と会話をするためには、「シナリオ作り」が
欠かせません。シナリオを作ることでゴールと、ゴールまでの道程が
明確になり話しやすくなります。
(※なお、※汎用性が高く、詳細に記載されたシナリオは「(コール)
スクリプト」と呼ばれることがあります。)
■この電話のゴールは何ですか?
想定されるシナリオはゴールによって異なります。まずは、ゴールを
しっかりと決めることが大切です。
例えば、以下のようなゴールイメージがあります。
・「お客様に商品についての情報提供をする」
・「お客様に商品についての情報提供を行って、自社の良さを認識して
いたただき、自社のファンになっていただく」
ここで改めてご一緒に考えてみましょう。
「皆さんが架電されるアウトバウンドコールの、ゴールは何ですか?」
なお、シナリオは相手やゴール内容によって全く異なります。そのため、
一度作ったシナリオに固執せず、見直しをおこない進化させていくことが
大切です。シナリオのスクラップ&ビルドによってこそ、大きな成果が
期待できるのです。その他、コールセンター向けの研修は以下URLから
ご確認ください。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方