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私は去年、就職活動をして大手の電機メーカーに内定をもらいました。
そして、その僕の就職活動における経験を、皆さんにご紹介させていただく機会を今回頂きました!
私の就職活動における経験が皆さんの少しでもお役に立てればと思います。
今回は就職活動で特に重要となってくる「志望動機」と「自己PR」について2回に渡りお送りします!
第1回 自分の姿と企業の姿を知る(今回)
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第2回 具体的な伝え方
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◆「志望動機」と「自己PR」を効果的に伝える方法◆
《第1回》 自分の姿と企業の姿を知る
就職活動における選考では、エントリーシートや筆記試験、何回にも及ぶ面接など、企業側は色々な手段で受験者を選別していきます。
また、エントリーシートや面接では、様々な種類の質問も投げかけられます。一体どんな質問が来るのか、変わった質問が来たらどう答えたら良いのか・・・。不安に感じている方も多いのではないのでしょうか。
しかしどの企業も、学生について知りたいことは大抵同じです。それは、
1.志望動機(なぜ当社を選んだのか、当社で何がしたいのか)
2.自己PR(自分は何ができるのか、それをどう当社で活かすのか)
この2つがメインです。これらをいかに論理的に伝えるかが、就活成功のカギとも言えるでしょう。
もちろん、企業も学生も多種多様なのですから、「これを書けば受かる!!」などという必勝フレーズはありません。ただし、自分の良さの「伝え方」を理解していれば、選考を通過する確率は格段に上がります。
では、具体的なプロセスに沿って、ポイントをお話ししたいと思います。
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1.自分の正確な姿を知る
■何をアピールしたらいいかをわからない
まずは、自分がどういう人間かを知らなくてはなりません。ほとんどの人は、自分を客観的に理解することなどできていないと思います。あるいは、客観的に理解することを避けています。そのことについて、少しお話ししましょう。
私も含め、知り合いの中で多かった台詞が「何をアピールしたらいいかをわからない」「自分にはアピールする長所なんてない」というものでした。
また中には、自分を良く見すぎていて短所を理解していない人もいました。このように大抵の人は、自分を過小評価しているか、過大評価しているかのどちらかで、自分に対する正確な評価ができている人は少ないと思います。
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■リストアップしてみよう!
そこで、自分の長所と短所をリストアップし、それぞれに具体的なエピソードを考えてみてください。
その時に大切なのは、ネガティブ思考の人はなるべくポジティブに考えること、逆にポジティブすぎる人は、なるべく批判的に自分を捉えてみることです。
そして、両親や友人、バイトの仲間などに自分の長所と短所を聞くなどして、できるだけ多くの視点から自分を眺めてみる必要があります。
私は大学で演劇をやっているので、常に観客から「見られる」ことを意識する必要がありました。そのために、まずは自分の長所と短所をしっかり理解しようと努めました。
声はどのくらい出るのか、自分の顔の形はどうなっているか、体はどの程度硬いのか。演技中に考え事をしやすいか、しやすいとしたらどんなことを考えてしまうのか。
普段ならあまり目を向けたくない部分(たとえば容姿の詳細など)にも目をむけ、自分が観客の目に「どう映るのか」を考えながら、舞台に立っていました。
皆さんも、今まで一度も会ったこともない面接官に向かって志望動機や自己PRを述べるのですから、そういった意味では面接室という「舞台」に立ち、面接官という「観客」を相手にパフォーマンスをしている、ということになるかもしれません。
そこで、自分に対する「偏見」を取り払い、自分の正確な姿を理解することで、自分にどんな長所があり、どんなことをするのが好きで、どんなことができるのか、ということを冷静に説明しやすくなると思います。
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2.企業の正確な姿を知る
志望する会社に興味を持ったきっかけは、大抵は些細なことだと思います。有名だから、自分が商品をよく使うから、たまたま就職サイトでページを見たから、先輩が働いているから...。
しかし、そういった「なんとなく曖昧な」理由をそのまま伝えても、説得力はありません。そこで、企業についても、正確な姿を理解する必要があります。
まず、選考を受ける企業のことをできる限り調べてみましょう。相手のことがわからなければ、どこがどう好きなのか説明することができません。
規模や収益はどれくらいか、主力商品は何か、業界でどのような位置を占めるのか、ここ最近の経営では何を重視していて、今後どのような方向を目指しているのか。
もちろん、すべてを完璧に理解することはできませんが、会社案内やHP、説明会などを通じて、大体のことは理解できると思います。特に説明会は、直接社内の方の話を聞ける重要な機会です。ただ漫然と説明を聞くのではなく、積極的に質問をしていきましょう。
しかし、企業研究にばかり時間を割くわけには行きませんから、できるだけ効率よく調べていってください。
業績が良いのか、福利厚生が充実しているのか、社風が良いのか。説明会を「企業側の自己PR」と捉えて、その企業が何に重点を置いているのかを把握しましょう。
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次回は第2回「具体的な伝え方」をお送りします。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方