会社のルールには、明文化されているものと、そうでないものの二種類が存在します。しかし、特に後者は新人の目にはわかりづらいものです。普通に仕事をしているつもりでも、職場の人に「今年の新人はおかしい」と思われてしまうこともあります。
明文化されていないルールとして、以下の4点に気をつける必要があります。
1.服装・髪型・化粧に関するルール
2.コスト・節約に関するルール(文房具の使い方、消灯の仕方
など)
3. リスク管理・業務の正確性に関するルール(メール送信後の電話確認
など)
4.他者貢献のルール(コピー機の紙を多く使ったら追加する、会社の玄
関にゴミが落ちていたら拾うなど)
これらの共通点は、「学生時代は子供なので大目に見られていた」ということです。例えば、『学生時代は自分の「好み」の髪型にしていたが、会社では職場で「求められる」髪形にする』というようなルールです。学生時代、家族にやってもらっていたような他者貢献のルールなど、関心がなければなかなか気づかないものもありますが、社会人としてはやって当然というわけです。
自らルールに気づき、遵守していく心がけは社会に出る前から始めても、決して早すぎるわけではありません。
これらのルールに気づき、遵守していくためには、周囲の人に「髪型で気をつけることはないですか?おかしくないですか?」、「○○について、気をつけることはなんですか?」などと、積極的に情報収集することが重要です。ルールだけでなく、ルールの理由についても聞いてみましょう。
そうすることで、明文化されていないルールが次第に見えてくるものです。
☆次回もお楽しみに!