就職面接で人がやらない『１０のポイント』

学生から社長への質問

本日は、研修会社インソースの社長が、会社説明会で学生に質問されたことを雰囲気そのままに、ちょっと"ゆるめ"にご紹介します。

■社長の夢はなんですか？

経営者には２種類いて、夢や目標に向かって突っ走るタイプと、目の前に降りかかってくる困難をひたすら解決していくタイプがいます。

私は後者。だから実は、夢とかないんだよ。ごめんね。（笑）

一生懸命目の前の課題をこなしていったら、いつの間にか会社も大きくなっていた。

でも夢がないってのもあれだから、そうですねー、業界トップにでもなりますかね。

■講師ってどんな人ですか？

「人のことをほめたい人」
「自然に人を賞賛できる人」
「自分が主役にならなくてもいい人」

インソースの研修講師は、受講者への愛なんだよね。

■社員は講師をやらないんですか？

社員で講師をする人もいますが、みんなあんまりやりたがらないですね。インソースの社員は、映画監督みたいなものなんです。

講師は「俳優」
研修テキストは「シナリオ」
研修会場は「舞台」
受講者は「観客」

社員は、観客がよろこぶ俳優やシナリオを考えぬく「映画監督」

俳優で映画監督になった人は結構いるけど、映画監督から俳優になった人ってあんまり聞かないでしょ。

それはね、映画監督の方が面白いからだよ。

■社員はどんな人ですか？

明るいですね。で、みんなちょっと天然です。（笑）あと、キャラクターが全員違う。かぶってない。

これは鉄道模型コレクターである私の趣味でもあります。（笑）

このほうが面白い。

同じような人ばっかりだと、変化に強くなれないでしょ。

それに陰勉（かげべん）タイプが多いですね。

テストの前に、「やばい、全然勉強してないよー」とか言いながら、実はしっかり勉強してきてるタイプね。

いやなやつだよね。（笑）

でも明るいから、何かひとつ質問したら、仕事そっちのけで教えてくれるよ。

あんまり長いこと教えてるもんだから、おいおい仕事してくれよと思うこともあるくらい。

■研修会社の仕事ってどんな仕事ですか？

インソースの仕事は、受験勉強が毎日続いている感じです。

研修当日がテスト本番。

どうすれば研修で満点とれるか、どうすれば受講者の役に立つ研修になるか、ずっと考えてる。

頭使います。

だから、考えることが好きな人はインソースに合ってます。

★次週は「社長から学生への質問」をお送りします。