心配性の営業担当者編
■お悩み相談
~自社の商品やサービスの特徴を上手く話すためには、
よいのでしょうか?
私は商談中に、うまく話すことができません。元々自信がないタイプ
なので、それが顔に出てしまうし、説明したいことを思い通りに伝え
られません。また、自分の思っていることを話したり、態度に出すと、
つい相手の気分を害してしまうのではないかと心配でなりません。
こんな私はどうしたらよいのでしょうか?
(心配性の営業担当者)
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☆コミュニケーションのコツ
業務知識を十分につけて、自信を持って自社の商品・サービスを
お客様に勧めよう
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【ノウハウ解説】
□営業、セールスはお客様に貢献する仕事である
実は、営業担当者の仕事は「購買代理」と言って、専門知識のない
お客様 に代わり、お客様のニーズを満たす最適な商品がを見つ
けることにその本質があります。そして、自分がそのお客様のニーズ
を満たすために働いた対価として、商品を買っていただくのです。
その意味で、営業行為はお客様の「お役に立っている」仕事です。
悪いことはしていません!堂々と接客・商談をしていいのです!
□英語の勉強並みに仕事を勉強する
みなさんは、中学、高校、大学、大学院...英語にどれだけ時間を使い
ましたか?少なくとも数千時間は使っているのではないでしょうか?
単語はいくつ知っていますか?千個以上知っているのではないでしょ
うか。それでは翻って、今の仕事に必要なスキルや業務知識に関して、
どのくらい真剣に勉強しましたか?
自信を持って英語以上に勉強したと言えますか?仕事に関しては、
「会社の上司、先輩から教えてもらうべきもの」「お金をもらえないの
に仕事の勉強に時間を使うなんて...」と考えてはいませんか?
そうなんです。時間不足の方がたくさんいらっしゃいます。
お願いします、ぜひ、業務の勉強を「英語」並みにやってください。
そうすれば、自信ある自分、商品の良さ、話したい自分がどんどん前に
出てきます。
□英語と同じようにビジネス単語帳を作る
自社製品に関する基本的な用語集を作成しましょう。そして、正しい
知識を整理して覚えましょう。そうすれば、実際、必要な業務知識が
驚くほど少ないことに気がつきます。仕事で確実に覚えるべきことは、
実は思ったより少ないはずです。そして、頭がすっきりするのを感じる
はずです。整理すれば、良いセールストークが うかんでくるものです。
□英語と同じように商品・サービスパンフレットを音読する
セールストークを上達させるためには、小学校の時にやったように
音読が有効です。
パンフレットや資料を「音読」してみてください。できれば、10回ぐらい
お客様が目の前にいるように説明してみてください。どうでしょうか?
10回くらい説明練習をやれば、セールストークがかなり喋れる自分に
気がつくはずです。
□英語と同じように本当のお客様との会話練習
必ず知っておかなければいけないことは少ないのですが、多様な応用
問題があります。
それは、現場でさまざまなケースにあたって慣れるしかありません。
本当のお客様との商談の中で、少しずつ会話術を磨いていけばいいの
です。
どうですか?中学の時の英語の勉強法とセールスは似ていますよね?
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方