インソースでは、「少人数の社員が参加できる公開講座形式のものを開催する予定はないか?」「必要なスキルだけ受講させられるプログラムはないか?」というお問い合わせにお応えさせていただくため、2005年度から「新入社員研修公開講座」をはじめました。
本年、3年目となる2008年度も、東京・大阪・名古屋の3都市で、さらに、パワーアップした内容で、「新入社員(職員)公開講座」を開催いたします。
今週も引き続き、本年度の新入社員公開講座レポートをお届けします。
新人の担当者の方のご参考になれば幸いです。
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■プレゼンテーションは苦手?
「プレゼンテーション」という言葉を聞いて、どのように感じられますか?みなさまはお得意ですか?苦手ですか?
学生時代によくプレゼンテーションをする機会があった受講生でも、「うまく行くときと、行かないときの差が激しかった」、「プレゼンテーションは苦手だ」、と感じられている方が多く、また、研修を受けるまでは、「自分のプレゼンのどこが悪い」とか、「ここをこのように改善しよう」ということも分からない状態でした。
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■"自己紹介"ビデオ撮影
インソースの研修では、冒頭に、自分の自己紹介をビデオで撮影します。
その上で、自分自身のプレゼンテーションをビデオで見返して反省するのですが・・・
・とにかく、恥ずかしくて、目が泳いでしまう
・恥ずかしくて、声が小さくなってしまった
・口癖である、「あのー」を連発してしまった
・緊張してしまって、ずっと笑顔を出せなかった
・話がばらばらで関係の薄い内容を話してしまった
・いつも、語尾が上がってしまう
・ついつい、体が動いてしまう
など、無意識にしているクセなどを発見することができました。
一人、一人、ビデオを見て、自分の欠点を把握してから、プレゼンテーションの練習をしました。そうやって、自分の弱点を意識すると、研修の"入り"が違うようです。
また、プレゼンする内容も、自分の興味から、自分の会社のことなど、話し易いテーマから、準備がないと話しにくいことまで、幅広く練習していただきました。
ほかに、プレゼンテーションでは・・・
・時間配分を間違い、時間が余ってしまった
・専門用語を使ってしまい、相手にきちんと伝えることができなかった
・内容量が多すぎて、すごく早口になってしまった
・・・などの失敗もありました。研修では、時間配分やプレゼンテーションペーパーの作り方、事前準備の仕方などを勉強していただきました。
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■バリエーションのあるプレゼン演習
プレゼンの演習は、チーム(3~4人)内でペアになって練習します。また、その後に、他のチームに出向き、プレゼンテーションを行います。
そうすることで、チームのメンバーだけでなく、他のチームの人からもフィードバックを受けることができました。
そのようなご指摘や、たくさんの人のプレゼンテーションを見ることにより、自分の気づかない癖や、自分の強みなどにも自覚的になれたようです。
冒頭で、「プレゼンがうまく行くときと、行かないときの差が激しかった」とおっしゃっていた受講生の方は、「うまく行かないときは、準備・練習不足による時間配分のミスが問題だったと思います」という気づきを得ていました。
また、今回はパワーポイントやOHPを使わず、プレゼンテーションを行っていただきました。ビジネスの場面ではパワーポイントやOHPなどのビジュアルに頼ることができないこともあります。プレゼンテーションのスタイルによって、適切な態度・動きが取れるように練習しなければならないということを学んでいただきました。
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