■開催日時
≪東京開催≫2008年9月16日(火)14:00~16:30
~於:ベルサール神田(東京都千代田区内神田)
■開催趣旨
二極化する、人材が育つ現場と育たない現場。本セミナーでは、人材育成の現場に潜む課題に迫り、【人が育つ現場】を構築する具体的手法をご提案。
■セミナー概要
≪第1部≫「現場育成を牽引するリーダーを育成するために」
(1)OJTリーダーの役割
「OJTリーダー」とは、部下の"行動"を変える人間。部下・後輩に対して"答え"をしっかりと示せる存在。
※3つの役割
・「指導者・教育者としての役割」
~仕事の"本質"や"方針"を説く。判断に迷った際に、寄るべき判断の"軸"(基準)を部下・後輩に理解させ、定着させる
・「見本となるプレイヤーとしての役割」
~仕事の"スタンダード"を最高の形で具現化する
・「助言者(メンター)」
~部下の将来にプラスとなるようにほめる・しかる
(2)ミスが起こる要因
※部下
・「思い込みが激しい」「知識・経験が少ない」
・「ホウ・レン・ソウがしっかりできない」
・「仕事の"意味"を理解していない」
※OJTリーダー
・「仕事の進捗確認不足」
・「部下・後輩に仕事の意味を理解させていない」
※組織
・「会社の理念や企業風土などの"組織の考え"方がしっかりと固まっていない。または下に浸透していない」
・「仕事の標準化がされていない」
≪第2部≫「人が育つ現場を創るために」
講師:澤田哲也氏 (インソース営業部)
(1)人事担当者のお悩み
・若手社員が育ってくれない
・指導する人材が不足している ・忙しくて人材育成を行う時間がない
・OJTを現場任せにしているがこれでいいのか?という疑問を感じている
(2)現場で人が育てられない5つの理由
・育成モチベーションの低下~OJTが「余計な仕事」に
・OJT制度導入の弊害
~丸投げされた育成担当者が一人で抱え込み疲弊している。
・限定された人材育成期間
~現場のホンネ:「自分の仕事が多忙で、人材育成に割く時間がない」
・どう教えればいいのか分からない
~個人任せの育成方針、広がる世代間のギャップ
・指導項目の増加~業務の多様化・複雑化
(3)人を育てる仕組みとは?「戦略的現場育成力」
現場が人材を育てるにあたって「なぜ」「何をどこまで」「どのように」育てるのか環境が整っている=戦略的に現場で人材育成できる
「WHY」
・人材育成の動機付けを行う仕組みがある
~育成成果の見える化⇒成果として評価との連動を可能に
・現場(トレーナー)が人材育成の意味・必要性を理解している
・トレーニー自身が属する組織で成長する意味を理解している
「WHAT」
・組織方針に基づいた育成項目の明確化
~組織・部署(階層)・個人目標のブレイクダウン成果に直結する
業務スキルの明確化
・仕事の意味・目的が明確化されている
「HOW」
・育成ノウハウの確立
~手順の明確化
~何から、どのように教えるか?伝えるか?が明確である
・育成スキルの充足
~現場育成担当者のコミュニケーションスキルの充足
≪第3部≫「戦略的に現場育成力を高めるサービスラインナップ」
(1)OJTリーダー養成プログラム
~現場育成を牽引するOJTリーダーを養成する
~現場育成のwhy/how/whatを高め、戦略的現場育成力を高める
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